ZFのEV向けブレーキをVWのIDシリーズに採用決定|ブレーキエネルギー回生システムで航続を伸ばす

   
 

ZF(ZFフリードリヒスハーフェン)は1月26日、VW(フォルクスワーゲン)のIDシリーズである、「ID.3」と「ID.4」に、ZFのEV向けブレーキシステムが採用された、と発表しました。

VWのEV自動車、IDシリーズとZFのブレーキシステム

VW(フォルクスワーゲン)のIDシリーズとは、世界市場に新しいムーブメントを巻き起こす可能性を秘めた、EV(電気自動車)です。「ID.4」は、コンパクトモデル「ID.3」に続き、VWの完全電動モデルIDシリーズの第2弾となります。2020年9月にコンパクトSUVモデルとして登場し話題を集めました。

ZFのEV向けブレーキシステムは、最適化されたソフトウェアインターフェイスを利用し、フォルクスワーゲンの新世代EV向けアーキテクチャの「MEB」に容易に組み込むことができます。ZFのソリューションは、機械部品をソフトウェアに置き換え、重量とコストの両方を削減しています

ZFがVWのIDシリーズに採用された「ブレーキエネルギー回生システム」とは?

「運動エネルギー回生システム」は、ブレーキング時のエネルギーを回収・蓄積し、再利用するシステムの総称です。走行するマシンから発生する各種エネルギーを回収し、電気エネルギーへと変換して再利用していきます

「回生システム」の代表例である「ブレーキエネルギー回生システム」はEV車向けブレーキとして、採用されることが多く、減速時のエネルギーを利用してバッテリーを集中充電し、アイドリング中や走行時には極力バッテリーから電力を供給し、その間のオルタネータの発電を抑えます。その結果、新たな燃料の補給をせずに、運航を継続できるのです。オルタネータの発電がストップしている時はエンジンの負荷が減るため、燃費向上やCO2低減に効果があります。

さらに、ブレーキエネルギー回生システムを最適化することにより、EVの航続と日常の使いやすさの向上に寄与しています。ZFのシステムは、自動ブレーキなどの先進運転支援システム(ADAS)もサポートしています。

ZFのEV向けブレーキは、電動ブレーキブースターの「EBB」に、最新世代の「ESC」を組み合わせたシステムです。EBBとESCは、コンパクトカーからSUV、小型商用車まで、幅広い車両に対応できます。EBBとESCは、とくに濡れた道での運転時も、車両を安定させる効果を発揮します。

ZFのEV向けブレーキは今後もVWに採用予定

なお、ZFのEV向けブレーキは、フォルクスワーゲンのMEBプラットフォームをベースとするすべての電気自動車に採用される予定となっています。

VWのEV向けブレーキを開発しているZF社とは?

ZF(ZFフリードリヒスハーフェン)とは、ドイツのフリードリヒスハーフェンに本拠を置く自動車部品製造企業です。

社名のZFはZahnradfabrik(歯車工場)の略からきています。26か国で121社の生産会社を持つZFグループを形成しており、自動車部品業界では世界第4位(2018年度)の実績をもっています。

パワートレーンとシャシーコンポーネントにおいては、世界的サプライヤーとなっています。とくにトランスミッションにおいては、大型バス用オートマチックトランスミッションの世界シェアで半数近くを、EU圏内においては65%のシェアを占めています。

自動車向けのオートマチックトランスミッションのサプライヤーでもあり、各社のオートマチックトランスミッション開発から設計、製造を請け負っています。また航空機や船舶のエンジンや部品のメーカーでもあります。

EV社にも、ブレーキエネルギー回生システムなどの新しい技術が次々と組み込まれ、航続がさらに延びたり、環境へもますます優しい車になってきています。日本でも、将来EV車の普及が更に広がっていくのかもしれません。

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まとめ

VWのIDシリーズに採用決定されたZFのEV向け「ブレーキエネルギー回生システム」についてまとめました。

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