「車が素早くコーナーを曲がるタックインについて詳しく知りたい」
「タックインのやり方がよく分からない」
このような車の走行方法の一つであるタックインについて知りたい人向けに、タックインのやり方と注意点について解説します。
タックインとは？
タックインとは、車が旋回しているときにエンジンの出力を抑えると、ハンドルを切っている方向に車体が急に向きを変える現象のことです。カーブに勢いよく突入した後に、アクセルを戻したときに起こることがあります。うまく使うことができればカーブを素早く切り抜けられるタックインですが、FF車（フロントエンジン・フロントドライブ方式）でしかできないので注意しましょう。
タックインのやり方は？
タックインをするためには、まずアクセルを一定の強さで踏みながら、円状に旋回します。このときに、少しコーナーの外側を曲がるように走りましょう。次に、ハンドルを切りっぱなしのままでアクセルを一気に緩めると、車体の向きが一瞬で変わります。
タックインを成功させる上で重要なポイントは、荷重移動とハンドルを切るタイミングです。基本的には、コーナーに入ったときに、これらの操作をほぼ同時に行う必要があります。ただ、タイヤやサスペンションなど、車の足回りの状況によってタイミングが変わってきます。先にアクセルを緩めた方がよい場合や、ハンドルを切ったあとにアクセルを緩めた方がうまくいく場合など、さまざまです。アクセルとハンドルの操作を微調整しながら、成功するまで挑戦してみましょう。
タックインをするときに注意すること
タックインは、テクニックをしっかりとマスターすれば、連続コーナーも素早く切り抜けられますが、一歩間違えば重大な事故につながりかねません。FF車の特性をよく理解しないままにタックインを行ったり、なにかの拍子で偶然タックインが発生してしまったりすると、対向車への衝突やガードレールを突き破っての転落などの恐れもあります。
昔の車では、偶然タックインが発生することもあったようですが、車の性能が向上してきたため、現代の車ではそういったことは起きにくいです。ただ、100%起きないわけではありませんので、FF車に乗っている方であれば、必ず知っておきたい知識の一つです。
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タックインまとめ
いかがでしたか？
この記事では、タックインのやり方と注意点についてご紹介しました。タックインを練習する場合は、事故を避けるためにも人が来ない広い場所で行いましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
