車マニアならハートを熱くさせてくれるF1マシンに限りない魅了を感じることでしょう。F1は、最先端のテクノロジーがぎっしりと詰め込まれていた最高峰の車です。
そのF1のハンドルが脱着式であることをご存知でしょうか?そこでこの記事では、脱着式のF1のハンドルに迫りたいと思います。
ハンドルか?ステアリングか?
F1のハンドルがどうして脱着式なのかを見ていく前に、ハンドルの名称について考えてみていくことにします。F1のようなレースでは、ハンドルのことを「ステアリング」と表現する場合もありますが、どちらが正しい表現なのでしょうか?
どちらも正しい表現なのですが、なぜ、2つの呼び方があるのでしょうか?英語圏では、ハンドルのことを「ステアリングホイール」と呼んでいることから、「ハンドル」やステアリング」という名称があるわけです。

英語の”handle”
そのために普段「ハンドル」と呼んでいる私達日本人が外国人にこの言葉を使うと、全く通じないことがあります。英語の”handle”(ハンドル)が「扱う」という意味であることを知ると、何となく理解できます。
このことから海外がメインの舞台であるF1では、ステアリングホイールと呼ぶことが、自然な流れなのです。
F1のハンドルが取り外せる理由
ここで本論に入っていきますが、結論を先に申し上げると、F1マシンのハンドルは簡単に取り外すことができます。
簡単に外すことができるのですが、レースの最中でハンドルの調子がおかしくなったら、途中で簡単に交換することができます。F1マシンがピットインしてから、交換時間が僅か3秒という早業です。
それ程までに簡単に取り外すことができるようになっています。しかし、どうしてハンドルが取り外せるようになっているのでしょうか?その理由は、レーサーがスムーズにコックピットに乗り込むことができるためです。
実はF1マシンのコックピットに構造は、非常に窮屈な構造になっています。コックピット内は、まるで棺桶のようなスペースしかありません。
そのために、F1ドライバーが乗り降りする特にハンドルが邪魔になってしまい。無理な姿勢と取らなければなりません。そのためにハンドルが取り外しできるようなったわけです。
それだけでないF1のハンドルの秘密
しかし、F1のハンドルは取り外しができるだけが特徴ではありません。ハンドルの前面には、色々な機能が設定できるボタンやダイヤル、情報ディスプレイが装備されています。この複数のボタンで即座に設定が変更できるのです。
ラックピニオン方式のハンドル
また、F1のハンドルは、「ラックピニオン方式」が採用されています。「ラックピニオン方式」とは「ステアリングギア機構」のことで、回転力を直線の動きに替える仕組みです。
ピニオンという小口径の円形歯車と平板状の棒の歯が付いたラックを組み合わせた構造となっています。F1マシンのハンドルは非常に小判なサイズになっていますが、ラックピニオン方式で僅かな操作でも、大きな操舵角度が可能なようなギヤ比が設定されています。
動作原理としては、ハンドルの回転がステアリングシャフトからステアリングギヤボックス内の外歯ピニオンギヤに伝えられ、ピニオンギヤには板状歯車のラックが噛み合い、ピニオンギヤの回転運動を報復運動に替えていきます。
そして、ラック両端にあるタイロッドがアップライトを押したり引いたりすることで前輪に操舵角を作りだす流れです。
このラックピニオン方式は、軽量でシンプルな構造になっていますが、路面からの振動がハンドルに伝わるキックバックが出やすいデメリットもあります。
しかし、F1マシンではドライバーがキックバックから路面の状況や把握できるように配慮されているのです。
このようにF1のハンドルは脱着式なだけでも驚きなのですが、コンマ数秒の速さを競う世界だけに多くの機能が盛り込まれているのです。
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