F1用語解説 ハロとは? 初心者にも分かりやすく簡単に説明します

   
 

F1のレースで使われるフォーミュラーカー(F1カー)はコックピットに乗るドライバーの頭が剥き出しなのは危険だとされてきました。

そこで、ドライバーの頭部を保護する目的で付けられたのが「Halo(ハロ)」です。日本のモータースポーツメディアではハローやヘイローとも呼ばれたりしています。今回はこの「Halo(ハロ)」について初心者の方にも分かりやすご紹介していきます。

Halo(ハロ)ってなに?どういうもの?

Halo(ハロ)とはF1パーツの一つで、レーシングドライバーの頭部を保護する目的で取り付けられたパーツです。

このパーツは、フォーミュラーカーのコックピット周辺に環状で取り付けられている防御装置です。
Halo(ハロ)という名称は聖人像や仏像などの頭上や背後に描かれる光輪をイメージさせることから名づけられました。

効果

ハロはドライバーの頭部を保護する事を目的とされているが、どのような時に効果が期待されているのか解説していきます。
・前方から比較的大きいサイズのマシンパーツ残骸(タイヤやパーツの破片)が飛んできたとき
・接触事故の際、他のマシンが車体の上に乗り上げた時。
・コースアウトして、車体がバリアやガードレールに衝突した時。

このような場合にコックピットから剥き出しになっているドライバーの頭部を保護する狙いがあります。

公認サプライヤー

ハロは製造元をFIA(国際自動車連盟)によって決められています。
FIA公認サプライヤーとして、CPテック(ドイツ)、Vシステム(イタリア)、SSTテクノロジー(イギリス)の3社があります。

F1チームは公認サプライヤーからハロを購入し自社のマシンに取り付ける。価格は1万5000ユーロ、日本円にして約200万円程度とされています。レーシングドライバーへの視覚的影響を統一するために、ハロの内側部分への着色などは禁止されるが、外側はスポンサーのための広告領域などとして活用されています。

素材、重さ

ハロの素材は、航空宇宙産業の分野でも使われるグレード5のチタニウムでとても軽く丈夫な素材ですが、F1マシンにおいては数キログラムの重さの違いでも走行に大きく違いがでてしまいます。

ハロ自体の重さは約7キロ程とされていますが、取り付けのためのパーツなども含めると約8キロ程になります。正面と左右からの3箇所で荷重テストを行い、最大で116キロニュートンの負荷に耐えられなければなりません。この強度は「2階建てのロンドンバス」を載せても耐えられると言われています。

導入するきっかけになった悲しい過去

F1レースでは、レース中にドライバーの頭部に物体が衝突して死亡する事故が何度か起きています。
その中でもハロ導入のきっかけとなった事故が、2009年7月19日にFIAF2選手権で起きたヘンリー・サースティーの死亡事故でした。この事故は、クラッシュしたマシンのタイヤがコース上に弾みながら戻ってきて、そこを通りかかったヘンリー・サースティーの頭部に直撃した事故でした。さらに、そこから6日後に、F1ハンガリーGPでは、マシンから外れたバネが、フェリペ・マッサのヘルメットに衝突し頭蓋骨を骨折する重傷を負いました。

これらの事故から、ドライバーの安全性向上のために頭部保護装置の導入が検討され2016年3月に「Halo型」「3本の柵型」「滑り台型」の3種類のデバイスとテスト結果を公開されました。その中からメルセデスが提案したHalo型が選ばれました。

導入には反対意見も

ハロ導入を巡って反対意見を示すモータースポーツ関係者やファンも多くいました。その中でも議論が出ているポイントを紹介します。

・マシンの美観を損ねる。これはコックピット上部に大きなバーが付くのはカッコ悪いという意見です。
・ドライバーの視界が悪くなる。コックピット上部のバーを支えるのにマシン正面に支柱があるのでこれがドライバーの視界の邪魔になるという声だ。しかし以外にもドライバーに直接感想を聞くと、そこまで気にならないという声が大多数でした。
・マシンの乗降時の妨げになる。事故発生時にドライバーのマシンからの脱出の邪魔になるのではと言う意見

などが挙げられています。

まとめ

今回は、F1用語ハロってなに?について詳しくご紹介してきました。

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