世界大手タイヤメーカーであるブリジストンが、2021年1月11日~14日までCES 2021に出展していたことはご存知でしょうか。CES 2020が初出展で、2021はテクノロジーやイノベーションで描く未来のBridgestone World(バーチャル都市)を展示しました。今回は、ブリジストンが展示したBridgestone Worldとはどんなものなのか?過去にはどんなものを展示していたのか、もまとめてご紹介します。
CESってどんなイベントか?

そもそも、CESって初めて聞いたという人も多いかもしれません。CESは「コンシューマーエレクトロニクスショー」の略称で、世界最大規模の電子機器展示会です。アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで、毎年1月に開催されます。業界向けのイベントなので一般への公開はされていませんが、会場には最新テクノロジーや未来的な車など、たくさんの新製品が展示されています。
未来のBridgestone Worldって?

そんなCESの2021年には、世界大手メーカー・ブランドのブリジストンも出展しました。今年ブリジストンが展示したBridgestone Worldとは、未来のモビリティ社会である架空都市であり、展示会では実際にBridgestone Worldに入って体感することができます。また都市部や運送業などでは、リアルとデジタルを組み合わせた「断トツソリューション」を疑似的に体感できます。その他、スペシャルコンテンツとして、モビリティ社会におけるブリジストンの展望の紹介動画をストリーミング配信したり、Bridgestone Worldのライブツアーが放映される予定です。
他メーカーでもモビリティ社会に向けた取り組みが行われている
2021年現在はインターネット技術やAIが進化している時代で、ブルジストンだけでなく、トヨタ自動車でも新たなモビリティ社会に向けた開発が行われています。例えばトヨタは、過去の履歴からドライバーの好みを割り出して提案する新たなナビゲーションシステム「次世代テレマティウス」、地球に優しい「エネルギーマネージメント」などの技術でモビリティ社会を目指しています。また、交通事故の軽減も重視するために自動車と道路をネットワークで繋ぎ、自動ブレーキ等のコントロールシステムをより安全なものへと進化することが期待されています。
ブリジストンはCES 2020に初出展

昨年、ブリジストンはCES 2020に初出展したことが話題になりました。当時は有人与圧ローバ用タイヤ、非空気入りタイヤ、スマート・ストレインセンサーなど様々なソリューションを展示していました。有人与圧ローバ用タイヤはJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)とトヨタが進めており、月面を走行できるタイヤとして開発されているものです。その他、空気がいらないタイヤ、タイヤに異常がないかチェックできる新ソリューションなど、これまでにない新たなタイヤに関する技術を展示していました。
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まとめ
CES 2021に出展されたBridgestone Worldは、架空都市での社会を疑似的に体感することができるものです。ネットワーク技術やAIが進化している現代で、ブリジストンやトヨタ等では未来のモビリティ社会に向けた様々な取り組みがされています。モビリティ社会が実現するのは2050年と言われており、車に関するメーカーの今後の開発に期待しています。