F1と日本企業の関わりと言えば、ホンダやトヨタなどの自動車メーカー、タイヤメーカーのブリヂストン、または鈴鹿サーキットなどが挙げられます。しかし鈴鹿サーキット以外は既に撤退、または今シーズン限りでの撤退が決まっており、寂しく感じている方もおられるのではないでしょうか。そのような中、今シーズン新たにスポンサーとしてF1の世界に関わる企業が現れましたので、紹介します。
将来的には日本の農業に貢献!?

今回スポンサー契約を発表したのは、ロンドンに本部を置くBuzz(バズ)グループの日本法人である、株式会社Buzz Agencyです。そしてスポンサーを受けるのは、今シーズンからF1デビューするロシア人ドライバー、ニキータ・マゼピンですので、いわゆるパーソナルスポンサーとしての参戦となります。
Buzzグループとは
欧米が発祥の裕福な家庭の資産管理などを行うファミリーオフィス事業から発展し、現在は、投資や広告代理店や時計関連の貿易業などをアジア4か国とヨーロッパ4か国に支店を置き世界を舞台に展開しています。そしてグループの代表は元レーシングドライバーという経歴もあり、モータースポーツに関連した事業をグループの根幹としています。
マゼピンとは
ニキータ・マゼピンは、昨年F1直下のカテゴリーであるF2にて年間総合ランキングでは5位でしたが、2度優勝したことなどが評価され、ハースF1チームからデビューすることが決定しました。チームメイトは昨年のF2で総合優勝を果たし、F1で皇帝と言われた父を持つドイツ人のミック・シューマッハーとなります。
両者を繋ぐもの
一見関係がなさそうに見える両者ですが、マゼピンが所属するハースF1は、今シーズンからロシアの世界的な肥料会社ウラルカリ社とタイトルパートナー契約を締結しました。そのウラルカリ社の会長で、ロシアでは資源王の異名を持つドミトリー・マゼピンこそ、ニキータ・マゼピンの父親なのです。
そしてドミトリーとBuzzグループの代表は以前から親交があったこと、また東アジア地域での市場を広げたいウラルカリ社と新ビジネスを展開したいBuzzグループの思惑が一致したこと、さらにオフシーズンに起こした不祥事により逆風の中でのデビューとなるニキータへの応援といった意味合いも含めて支援する流れになりました。
まとめ
今回、BuzzグループがF1の新人ドライバーであるニキータ・マゼピンに個人スポンサー契約したことについてまとめました。企業間の思惑なども判明しましたが、さらに大きな視点としては、日本の農業に使用されている肥料は9割以上輸入品に頼っている事実があります。
しかしながら内訳に占めるロシア製はたった3%ほどに留まっているとのことです。そのため、両社の提携が将来的に農業の発展や進化にも繋がるかも知れません。ただ、今はテレビやネットの中継などでマゼピンのヘルメットとレーシングスーツにBuzzグループのロゴを見つけて確認しつつレースを楽しみましょう。ちなみにマゼピンのF1における車番は9となります。
両サイドにとって効果的と言えば

スポンサー契約は両者、両社など互いのサイドにとってWin-winな関係であることが重要です。愛車での両サイドと言えば、サイドミラー、こちらのお手入れも欠かせません。Carzootの「サイドミラー 撥水 ドアミラー 親水 フィルム 車 コーティング」は、1本で約30回分の施工ができますので2年以上の効果を得ることができます。
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