2021年3月31日、BMW Group(以下BMW)とDaimler Mobility(以下ダイムラー)がbp社と業務提携し、電気自動車向けの充電サービス拡充を更に推し進めるとアナウンスしました。
BMWとダイムラー提携の歴史

2019年、自動車大手のBMWとタイムラーが、電気自動車向けとオンデマンドモビリティを目指す共同事業として、以下5社の合弁企業を設立しました。
企業名 | 事業内容 |
REACH NOW | moobelやReachNowといったオンデマンドマルチモーダルサービスを統合 |
CHARGE NOW | 充電サービス事業 |
FREE NOW | MytaxiやChauffer Prive、Clever Taxiなどのライド兵rングサービスを統合 |
SHARE NOW | Car2GoやDrive Nowといったカーシェアサービスと統合 |
PARK NOW | パーキングサービス事業 |
5社のうち電気自動車向けの充電サービスを手掛けるのがCHARGE NOWです。今回業務提携が発表されたのは、この傘下にあるDigital Charging Solutions(以下DCS)で、DCSはBMW向けの『BMW Chargin』、メルセデスベンツ向けの『Mercedes me Charge』などの充電サービスをしています。
DCS社の事業規模
DCSは32カ国に22万8000箇所の充電ポイントを保有しており、電気自動車ドライバーに向けて欧州全体で、充電サービスを提供しています。まだ、DCS社は自動車メーカーと協力し、充電ソリューションを車載OSに組み込む動きを加速しています。
bp社の規模について
bp社は現在欧州に約8700箇所の充電ポイントを保有しています。2030年までに全世界の充電ポイントを7万箇所以上に拡大する方針を発表しています。今回、提携が発表されたのはDCSとbp社であり、DCS社はbp社の株式33.3%を保有することで傘下に加える形となりました。
DCS社とbp社の提携が示す未来

DCS社とbp社が提携することにより、どのような未来が描かれるのでしょうか。DCSのCEOであるJörg Reimannの声明を見てみますと、
Our cooperation with bp opens up completely new possibilities for expanding our product portfolio making charging even more comfortable for our customers.
bp社との提携は、製品ポートフォリオを拡大するための全く新しい可能性が開かれ、お客様にとって充電サービスがさらに快適になります。(一部抜粋)
引用元
提携によって、充電サービスの更なる拡充に期待が持てます。DCS社が保有するネットワークに加えて、bp社が提供するネットワークを統合することで、これまでにない全く新しい製品サービスが提供される可能性も示唆されています。
この2社の提携が、日本のEV化にとっての追い風となる可能性もありますので、今後の動向から目が離せません。
一方で、BMW×ダイムラーの自動運転分野における協業はうまくいきませんでした。
しかし、2019年3月の提携発表から1年たらずの2020年、すぐに提携停止が発表されました。
背景として技術プラットフォームの作成に伴うコストや現在のビジネス・経済状況を考慮したうえでの判断であり、決定について疑問は残る面もありました。両社とも、自動運転以外の分野における提携は継続するとの声明を発表していたものの、提携という形態そのものの進行に疑問符がつきました。
今回のbs社との提携に関しても、途中で立ち行かなくならないように祈るばかりです。
フロントガラスの撥水加工には
安全には備えすぎて損をするという概念はありません。雨天時も備えすぎると損をすることはないのは、ドライバーの皆様には周知の事実です。
特に視野範囲の確保は死活問題であり、いかに効果的に撥水するかということは重要な問題です。
そこで今回ご紹介したいのが、CarZoot社の撥水コーティング剤です。なぜおすすめかというと、強力な撥水力は言うまでもないのですが、その耐久性です。通常、撥水加工を施しても効果の持続期間は長くても3ヶ月程度ですが、こちらの商品は約1年という抜群の耐久性を誇ります。
撥水性と耐久性の優れた両面性から、プロが実店舗で採用しているコーティング剤となっており、効果の高さが伺えます。
