新車購入の際に「電気自動車」を選択肢に入れていますか?
ドイツの大手自動車メーカーBMWグループは、2020年12月、電気自動車(EV)の生産を強化する計画を発表しました。そこで、BMWのEVに関する戦略についてご紹介します。
BMWが発表した2023年のEV計画とは

BMWの最高経営責任者ツィプセ氏は、2020年12月、電気自動車の生産を強化する計画があると発表しました。この計画により、2021年から2023年にかけてBMWのEV車が大幅に生産されると予想されます。では、具体的にどのような計画なのでしょうか。
2023年までにEV率を20%に高める
ツィプセ氏は、2021年から2023年にかけて電気自動車の生産台数を当初の計画から25万台上積みすることを発表。さらに、BMWが販売する車のEV率を2020年の8%から20%に引き上げると話しています。
EV車のラインナップ増加もめざしており、2023年までに25の電動車両を発売予定です。2020年にBMW初となる市販のEV『X3』ベースの『iX3』を導入。2021年には新型のEV「iNEXT」や「i4」を投入します。
計画を2年前倒しした背景
BMWの2023年のEV車に関する計画は、当初、2025年を目標にされていました。なぜ前倒しされたのでしょうか。考えられる理由を2つ挙げます。
■急速なEV市場の拡大に対応
ヨーロッパでは、電気自動車の売り上げとシェアが拡大しています。特にドイツでは、2020年10月のEV新規登録台数が前の月と比べて約365%増加。過去最高を更新しました。ドイツが本拠地のメルセデス・ベンツもこれまでのガソリン車を電動化する計画を発表しています。
BMWもその流れに乗り、2025年までに電動化のための研究開発費300億ユーロ(約3兆5000億円)を投入。他のメーカーと同様にEV車の販売台数の拡大をめざすために計画を前倒ししたと考えられます。
■販売台数減少に歯止めを
新型コロナウイルス感染拡大により世界的に販売台数が減少しています。業界全体の業績悪化が懸念される中、次の一手を打つために、ユーザーの関心の高いEV車を充実させようとしていると考えられます。
懸念されること
EV車の市場が拡大している一方で、充電のためのインフラ整備が追い付いていない現状があります。ドイツでは、今後1000万台の電気自動車が走行すると見込まれています。その場合、1週間で約1万8000カ所の民間・公共充電施設が稼働することになります。ドイツでは充電場所の設置が追い付いていないのが現状です。EV車の台数の増加とともに充電施設の増設が急がれています。
EV車が環境問題と不況を打破するか

BMWが発表したEV車の計画についてご紹介しました。電気自動車は環境だけではなく、新型コロナの影響を受けた経済にも大きな影響を与える可能性があります。また、BMWはじめ世界のトップメーカーがEV拡大を進めることで、日本の電気自動車市場にも良い刺激を与えると考えられます。
充電施設の不足など課題はありますが、今後、新車購入の際に電気自動車を選択肢に入る人が増えることでしょう。
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