車を長らく使っていると、ブレーキダストをはじめとするホイール周りの汚れが気になってくるということも増えてきたのではないでしょうか。ボディと違って目立ちにくい分、よく見てみると実はかなり汚れがたまっていたりすることがあるのです。
ここではそんなホイールコーティング剤の選び方と、おすすめのコーティング剤について紹介していきます。以下の内容を是非参考にしてみてください。
ホイール汚れの主な原因

そもそもホイール汚れの原因は何なのでしょうか。まず1つ目は泥や雨水です。走行時に飛び跳ねた泥土などや雨天走行時の水分が付着し原因となります。近年はPM2.5などによって大気中の汚染要素も増えており、雨が降った際にこれらと混ざった水分が付着します。しかし、舗装されている都市部で車を使う場合や、駐車場が屋根付きまたは屋内にある場合だと、屋外に比べると汚れが付きにくいでしょう。
2つ目はホイール表面のキズや凹凸です。このキズなどに泥などが浸入してしまうとなかなか除去することが難しくなってしまいますが、走行する時間や場所に注意するとある程度は汚れを減らせます。しかしそれでも、頑固な汚れはどうしても付着してしまいます。その最大の3つ目の原因がブレーキダストです。
ブレーキダストとは、車がブレーキをかけた際にディスクブレーキで削れて生じる、細かい金属粉による汚れです。ブレーキを使わなければブレーキダストも起きませんが…当然、ブレーキなしで車を使うことはできません。そんな汚れを落としてくれるホイールコーティング剤ですが、数ある種類の中からどう選ぶべきでしょうか。
ホイールコーティング剤の選び方

ホイールコーティング剤は主に、ペースト型、スプレー型、そしてスポンジ型などに分けられます。ペースト型は、手袋などを使って手で塗るタイプですが、容量の割にやや高価であり、手袋などを自分で用意せねばなりません。ただ、手作業であるため細い隙間の汚れが取りやすい利点があります。
スプレー型は、薬液を直接吹きかけて洗い流す簡単な手順であるケースが多く、手も汚れにくいため人気が高いのですが、スプレーボトルの形状的に細かい部分には届きにくいこともあり、汚れが残りやすいのが難点です。一方スポンジ型は、専用スポンジに薬液を染みこませて手作業する形になるので、洗い残しがなくきめ細かいコーティングを可能にします。ニーズを考えて、自分に合ったコーティング剤を選んでください。以下ではおすすめのコーティング剤3選をピックアップしたので、参考までにチェックしてみてください。
1.CarZoot「完全除去クリーナー」
最初に紹介するのはCarZootの「完全除去クリーナー」です。
市販のものと異なり、これは洗車専門店で使われるプロ仕様の製品であるため、鉄粉やブレーキダストをしっかりと除去してくれます。ノーコンパウンドであり、ホイールの素材を傷めることなく汚れを除去するのも特徴です。さらに、詰め替えタイプも販売されているので長く使うことができます。
2.ソフト99「ホイールダストブロッカー」
次はソフト99の「ホイールダストブロッカー」です。
ナノレベルの突起状コーティングが水滴やブレーキダストを弾いてくれるので、2か月の耐久期間が汚れを防ぎます。また、コーティング前に使う下地処理シートも付属しているので確実なコーティングができます。
3.CarZoot「ダストバリア」
最後に紹介するのはCarZootの「ダストバリア」です。
これはボディ用のガラスコーティングと異なり、アルミホイール保護専用に開発されており、欧州車に特徴的なホイール汚れも寄せ付けることはありません。さらに特筆すべき点として、洗車専門店でも使われるCarZootのカー用品はプロ御用達のアイテムでもあり、日本製だから信頼度も高いことが挙げられます。
耐久期間は3年間と長く、ホイールのスキマにもコーティング剤が塗れる専用スポンジや写真入りのマニュアルもセットになっているので、初めて使う場合でも安心して使うことができます。
まとめ
以上のホイールコーティング剤を使えば、車の美しさを保つことができて快適なドライブを楽しめることでしょう。紹介したのは3つでしたが、この機会に購入を検討してみては如何でしょうか。是非今回紹介させて頂いた内容を参考にしてみてください。