ドライブがてら魚釣りに出かけられる方も多いと思います。しかし車内の温度調整は難しいもの。いつの間にか車内が魚臭くなっているなんてことも…。魚を腐らせてしまった場合はもっと悲惨です。この記事で魚臭の消し方を知って、快適な車内環境を取り戻しましょう。
魚の生臭さの正体とは

かなり特徴的な魚の生臭いニオイ。あの魚の生臭さの主な原因はトリメチルアミン(TMA)と呼ばれる物質で、魚が水揚げされた後、時間の経過とともに魚の旨味成分であるトリメチルアミンオキサイドという物質が分解されて生じたものになります。同様に、時間経過とともに、魚の脂質が酸化し、過酸化物質に変化することで生じる酸化臭も魚を生臭くさせている要因です。
トリメチルアミンは皮膚のシワや毛穴などに入り込み、水や石鹸で擦った程度では、中々落ちない厄介さを持っています。手に臭いがついたまま車に触ると、臭いが車に移ってしまい、落とすのが大変です。
車内の魚臭を落とすためには

魚の臭いを落とすためには「窓を開けて換気する」、「車内をレモン水で拭く」、「車用消臭剤を使用する」、「芳香剤を使用する」の4つの方法があります。一つずつ解説していきます。
窓を開けて換気する
車内を換気して、新しい空気を取り入れましょう。車に外気を取り入れるモードがあれば、車内が魚臭くなる前に消臭することができます。しかし長時間にわたり、換気を行うと、車内に埃が入ったり、排気ガスなどの有害成分が入り込んだりしてしまいますので注意してください。
車内をレモン水で拭く
車内のハンドル、ダッシュボードなど水で拭いても問題ないところは、レモン水またはクエン酸を水でを薄めたタオルなどで拭くと臭いが落ちることがあります。車内のシートなどはきつく絞ったタオルで軽く叩くように拭くと効果的です。しかし原液のまま使用すると、レモンやクエン酸の臭いが残ってしまうことがあるため注意が必要です。
車用消臭剤を使用する
スプレータイプのものが主流です。臭いを発する場所に吹き付けるだけで消臭することができます。また魚の臭いがついてしまう前に、予めスプレーしておくと臭いを予防することができます。しかし消臭剤には「ペット用」や「タバコ用」など、用途によってさまざまな種類があり、使用するものによっては効果が感じられにくいことがあります。臭いの原因になっているものに合った消臭剤を使用するようにしてください。
芳香剤を使用する
エアコンの所に取り付けるタイプが多いです。魚の臭いに限らず、他の臭いを打ち消してくれます。しかし芳香剤はあくまで魚の臭いを上書きするものであるため、臭いによっては混ざり合って、効果が感じられにくいことや逆に強烈な臭いを発してしまう場合もあります。購入前に販売店のスタッフに確認してから購入すると良いでしょう。
以下、魚の臭い対策でおすすめの商品を紹介します。
魚の臭い対策をするには?おすすめの商品を紹介!
CarZootプロ仕様[原液タイプ] 車内徹底消臭除菌剤アンモニア臭や嘔吐臭も分解ClearOne
こちらの商品は高濃度の有効成分を配合しています。魚臭だけでなく、タバコ臭やペットの臭い、アンモニア臭、嘔吐臭などにも効果があり、非常に便利です。また無香料タイプであり、人体に有害のない成分でできていることからペットや小さなお子様を車内に乗せても問題ありません。
[CarZootプロ仕様]【専用噴霧器で車内全体を徹底消臭・除菌】最新の車内コーティングシステム『ClearONE.mist』
こちらはミストタイプの商品で、スイッチを入れて車内に置いておくだけで消臭することができます。一回の使用につき5滴程の使用なため、コストパフォーマンスの非常に良い商品となっています。洗車専門店やコーティングショップなどで実際にプロも使用しています。
車内に魚の臭いが残ってしまった場合の対策法をお伝えしました。この記事を参考に魚の臭い対策を行い、快適な車内空間を取り戻せるようにしましょう。