みなさんはブレーキダストをご存知でしょうか?ブレーキダストとはブレーキをかけることで、ブレーキローターという部品が削れ、それによって生じた粉塵になります。車に乗っていると、いつの間にか付着してしまったブレーキダスト。放置しておくと、落とすのも手間がかかり、見た目も悪くなってしまいます。今回はそんなブレーキダストの簡単に落ちる方法とつきにくくする方法を紹介していきます。
ブレーキダストとは?

現在流通している自動車のほとんどは「ディスクブレーキ」という機構を用いています。自動車にブレーキをかける際、高回転しているディスクローターにブレーキパッドを当てることにより、摩擦が発生します。摩擦によりディスクローターの回転は減速していき、停止します。これがディスクブレーキ機構であり、ブレーキを踏むことにより自動車が止まる理由です。
自動車に使われているディスクローターもブレーキパッドも、どちらも金属製のため、金属同士が摩擦を生じることで削れてしまい、それが粉塵、つまりブレーキダストとなるのです。特に外国産の自動車は速いスピードで走行していても、安全に停止できるように、ブレーキパッドに柔らかめの素材を使用しています。柔らかい素材の場合、摩擦による熱でブレーキパッドが削られ、ブレーキダストが発生しやすくなってしまいます。
ブレーキダストは摩擦により生じるため、非常に高温です。しかも外気に触れることで冷えはじめ、ホイールに付着してから固まることでホイールとくっついてしまいます。酸化してホイールとくっついてしまうと、通常の洗車やカーシャンプーでは落とすことができません。

ブレーキダストを簡単に落とす方法

ブレーキダストは金属のため、カーシャンプーでは落とすことができません。無理に落とそうとするとホイールを傷つけてしまいます。ブレーキダストは専用の「ブレーキダストクリーナー」や「鉄粉除去剤」を用いると、簡単に汚れを落とすことができます。
ブレーキダストクリーナー
ブレーキダストを除去するために作られた洗剤です。落ちにくいブレーキダストが付着している部位にクリーナーを吹きかけ、5分ほど時間を置いてからスポンジやブラシで擦ると、綺麗に落とすことができます。
鉄粉除去剤
鉄粉除去剤にはスプレー、スポンジ、クロスとさまざまなタイプがあります。それぞれに鉄粉を除去する効果があり、ホイールを傷つけることなく除去することができます。洗車が苦手な方や鉄粉の汚れがひどい場合はクロスタイプがおすすめで、拭き取るだけで手軽にブレーキダストを落とすことができます。
洗車のついでに落としたい方にはスプレータイプがおすすめです。商品ごとに吹きかけてからの待機時間が違うため注意してください。必要以上に時間を置いてしまうと、シミになったり、塗装にダメージを与えることになってしまいます。
ブレーキダストがつきにくくする方法
ブレーキダストはどうしても発生してしまいます。ブレーキダストが主に付着するのはホイールですので、ホイールのコーティングを行う事で汚れを防止することができます。ホイールコーティング剤は汚れだけでなく水などをはじく効果もあり、ホイールを美しく保つことができます。
おすすめのホイールコーティング剤をご紹介します。ホイール専用ガラスコーティングキット『ダストバリア』はプロも使用する商品で、アルミホイールの保護を目的に開発された専用商品のため効果は抜群です。強固なガラス被膜により3年と長期にわたって効果が長続きします。自動車を美しく保つためにはホイールコーティング剤は必須だといえます。ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

そんなときには、品質の高いコーティング剤を使ってみてね!