自動車で楽しくお出かけしたり・お仕事で使われる方にとって、車内は快適な空間なはずです。しかし、そんな快適なはずの車内から嫌な臭いがすることってありますよね。そこで、急いで大手のカー用品ショップで消臭剤を購入した経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんなおすすめの消臭剤を購入したにも関わらず、臭いが消えず効果なしと言う結果に終わった人もいるはずです。おすすめだったのにもかかわらず、どうして車内の臭いは消えなかったのでしょうか?この記事では、車の消臭剤の効果がない原因について紹介をします。
消臭剤が効かなかった原因

車の消臭剤効果が感じられない場合には、いくつかの原因が考えられます。例えば、車内の臭いの原因・理由によって消臭剤を選んでいない場合もあります。その臭いの元を知ることでより消臭剤最大の効果を得られることもできます。
また、消臭剤か芳香剤によっては、同じように臭いを消す効果がありますが、それぞれ車内での置く場所が異なります。その置く場所が間違っていると消臭効果は非常に小さくなります。基本的に、消臭剤は低い位置に置くことがおすすめです。嫌な臭いは空気よりも重いことが多く下に溜まっていると考えられます。
そのため、消臭剤は低い位置に置くことで消臭効果を発揮してくれます。それに対して、芳香剤は香りを放ってくれるので、基本的に人間の鼻よりも高い位置に置く方が、効果を感じやすいとされています。芳香剤の臭いは上から降り注ぐと言うイメージで考えてもらえると良いかもしれません。これらの臭いの原因や種類、そして消臭剤や芳香剤の置く位置が分かっていなければ、効果はかなり低くなります。

おすすめの車内消臭剤は?
車内の主な臭いの原因

それでは、車内での嫌な臭いについてみていきましょう。せっかくの楽しみにしていたデートやドライブが嫌な臭いで台無しになることだってあります。そうならないためにも、自分では普段気が付かない車の臭いについて知っておく必要があります。
タバコ臭
車と言う密閉空間では、タバコを吸うと煙が天井やシート、壁に臭いが染み込んでしまいます。また、タバコの吸い殻を車内にそのままにしていると、そこからの臭いも同じように染み込み、嫌な臭いの原因になります。
タバコ臭は、特に車の嫌な臭いの代表と言っても過言ではありません。そのため、喫煙者の車と禁煙者の車の中古車査定も大きな差が出ると言われています。タバコ臭が主な原因と考えられる車内の消臭には、タバコ臭専用の消臭剤がおすすめです。
エアコン臭
こちらも車の嫌な臭いと言って思い浮かべた方も多いかもしれません。まるで洗濯物の部屋干し時の生乾き臭を想像してしまう方もいるでしょう。その臭いは、エアコン内に発生したカビや菌、ダニなどが原因です。日ごろからエアコンを乾燥する様にしたり、マメにクリーニングすればいいのですが、なかなか現実難しいとも言えます。
そんなエアコン臭には、エアコン送風口に付けるクリップタイプの消臭剤を取り付けるのも消臭方法の1つです。その他にも、スプレータイプのエアコン専用の消臭剤があります。即効性があり手軽ですが、直接噴射するため奥まで届いているか微妙なところがあります。もちろん他にも、エアコン臭に効果的な消臭剤はありますが、このようにエアコン臭が主な原因なら、エアコン臭に特化した消臭剤を主にチョイスするのがおすすめです。
食べ物臭
車内で飲食をすることが多い方には、思い当たるかもしれません。もちろん、食べ物の臭いが車内のシートなどに染み込んでいる場合もありますが、それ以上に考えられるのは、食べこぼしでしょう。意外と食べこぼしがシートやマットに染み付いて、カビやニオイ菌の発生につながっているのです。
やはり、食べこぼしにはマメなシートやマットの掃除が効果的です。特に、スプレー消臭剤などでも臭いが消えない場合には、やはり食器用洗剤などを使ってシートを拭くなどの手入れを欠かさないことがおすすめです。
その他の臭い
先ほどの嫌な代表格以外にも多くの臭いの原因があります。ペット臭や汗などの体臭、香水など様々な要因があります。特にペット臭は、ペット専用の消臭剤がありますので、そちらを選ぶことでより効果が高いと考えられます。基本的には、どの臭いも窓などをしっかり開け換気をこまめに行うことが、1番良いでしょう。それに加えて原因ごとの消臭剤や掃除などを取り入れることがおすすめです。
消臭剤の種類

車の消臭剤と一言で言っても種類があります。よくコマーシャルでも見かけるエアコンに取り付けるタイプや置くタイプ、吊り下げるタイプが定番タイプになっています。また、最近の人気ではディフューザータイプがあります。その他にも、即効性のスプレータイプの消臭剤なども人気があります。
それぞれ、消臭剤のタイプによっても異なりますが、形状も固形や液体、ゲルタイプなどがあり持続性や香りの広がりなどに違いがあります。その他にも、消臭剤と芳香剤があり、どちらも車の嫌な臭いを消す効果があるのですが、少し扱い方が違っています。消臭剤、芳香剤それぞれに適した使い方をすることで、より効果を感じることが出来ます。
エアコンに取り付けるクリップタイプ
テレビコマーシャルなどでもよく見かけるエアコン取付タイプは、エアコンの風で車内の広範囲に消臭効果を広げることが出来ます。特に、エアコンから出るエアコン臭が気になる方におすすめで、あの生乾きの嫌な臭いをどうにかしたい方におすすめです。もちろん、車内全体に香りを効率よく広げたい方にもおすすめです。しかし、中には取り付け出来ないエアコン口もあるようなので購入時には注意が必要です。
置き型タイプ
定番中の定番置き型消臭剤です。最近は可愛いオシャレにこだわったデザインのものが人気です。香りの種類も豊富で、特に人気は柑橘系のシトラスタイプ、次に石鹸などソープタイプのようです。
シートタイプ
消臭剤を置きたくないなど、車内に物を置きたくない方におすすめなのが、シートタイプです。シートタイプは、座席下やマット下に敷くだけのシートタイプになっています。場所も困らず、車内の雰囲気も気にせず消臭できるタイプです。
吊り下げタイプ
吊り下げるタイプは、比較的高い位置に吊り下げる事が多いので芳香剤の方が効果的かもしれません。車が揺れるたびに良い香りがします。最近は、可愛いデザインのものも多くみられるの手軽で人気のタイプとも言えます。
ディフューザータイプ
最近、非常に人気の消臭剤とも言えるディフューザー消臭剤は、シガーソケットの電熱を利用したタイプの新しい消臭剤です。自分好みのアロマオイルを使って、車内を癒しの空間にするという消臭剤タイプになっています。
今までの消臭剤とは全く違っており、車内空間をアロマなど香りで楽しむアイテムとして人気があります。当然、消臭剤としてはコスパは割高になりますが、自分空間と言う意味では、おすすめの消臭剤と言えるでしょう。
スプレータイプ
即効性があると言っても良いかもしれません。シートやマットに染み込んだニオイ菌に直接働きかけてくれる消臭効果が期待できます。ただ、スプレーの中にはシート素材によって色落ちなどの原因になるものもあるようですので、その点は注意が必要です。

まとめ
大手カー用品店で消臭剤をすすめられるままに購入しても、実際にはその臭いの原因や置く位置によって効果が薄れたり、感じられないことがあります。また、さすがに、車内の臭いが酷い場合には消臭剤だけでは臭いが取れきれないことも多くあります。
そんな場合には、少し面倒ですが車内の空気をしっかり入れ替え、車内の掃除を心がける必要があります。特に車内は密閉空間だけに、臭いだけでなくカビなどが大量発生してしまえば、健康被害にも影響します。このように、消臭剤選び1つでも、車内が快適な空間になり車での楽しい時間が過ごせるようになりそうです。
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