フロントガラスの油膜は、視界不良を引き起こしたり、夜間には対向車のヘッドライトが乱反射してギラついたりと、安全運転に支障をきたす危険なもの。日々の愛車のお手入れ時に油膜落としの作業は不可欠です。しかし、施工方法を間違えるとかえって愛車を傷つけたり、油膜を拡げたりなど、逆効果になることもあるので注意が必要です。やってはいけない油膜落とし方法を学ぶことで安全に作業できるようにしましょう。
まずは油膜の原因を理解しよう

油膜とは言葉通り油の膜なのですが、その主成分はシリコンです。シリコンは撥水性、吸着性がよく、塗布すると良く伸びるためコーティング剤、カーワックスなどに添加されています。これらが雨などによって流れ落ちてフロントガラスにこびりついたものが油膜の原因となります。また、大気中に浮遊していたり、走行により路面から巻き上げられたシリコンを含んだ油分が固着することもあり、車のフロントガラスは常に油膜が簡単にできる状態にあると言っても過言ではありません。
シリコンは吸着性が非常に高く、いったんこびりつくと中々取れない性質があります。コーティング剤などに添加されているのもこの特性を活かして効果を長持ちさせるためです。水洗いでは落ちませんし、通常の車用シャンプーでも小さな除去効果しか得られません。

やってはいけない油膜落としの方法とは?

厄介な作業である油膜落とし。ではやってはいけない方法はどんなものでしょう。これを学ぶことで正しい方法を理解することができます。
作業の順序を間違えないように
油膜落としの際にはまず洗車を行いフロントガラスについているホコリや汚れを落とします。これを怠ってクリーナーを含ませたスポンジや布でガラス面を拭くとホコリなどで傷を付けてしまう恐れがあるので要注意。まずは必ず車を洗ってから、油膜落としの作業に取り掛かることを覚えておいてください。
作業に気を付けること
ガラスクリーナーを使用する際に付属のマニュアルをしっかり読まずに作業してはいけません。間違った方法で作業することで、油膜を落とすどころか逆に塗り拡げてしまうという最悪な結果になっては元も子もありません。市販のガラスクリーナーを購入される際には親切丁寧なマニュアルが付属されているかもポイントになります。
道具を間違えると大変なことになる心配も
いくら油膜が取りにくいからと言って、ガラス面に傷を付けてしまうような金たわしやサンドペーパーなどは絶対に使ってはいけません。目で見えなくともガラス表面に傷が付くとホコリや汚れが小さな傷の隙間に入り込み取れにくくなったり、コーティング剤の効果が薄れたりします。必ずガラスクリーナーに付属のスポンジやマニュアルに使っても良いとされている布などを使うようにしてください。
このようにやってはいけない、注意すべき点を理解して油膜落としを行うことで大切な愛車を守ることができます。また、どのガラスクリーナーを選ぶかによって作業のしやすさ、効果が大きく変わりますので、この点も要チェックです。
プロも使っていて、マニュアルもしっかりしている製品がこれ
これまで述べてきた点を心配することなく、プロの手による施工と同じような油膜落としが可能になる製品が「【CarZootプロ仕様】油膜 ウロコ 水アカ 除去 ウィンドウケア ガラスクリーナー 車 窓ガラス」です。
アマゾンで見つけた製品ですが、プロが実際の店舗で使っているだけあって、油膜や劣化したコーティング剤の除去力はかなりのものです。またコーティング剤との相性もよく、クリーナー使用後には乗りが非常によくなる効果もあります。油膜以外にも洗車では落ちにくいウロコや水アカも徹底的に落とします。
分かりやすい施工マニュアル、スポンジと手袋も付属していますので、どなたでも安心して使えるようになっています。価格も¥1,980(アマゾンでの販売価格)とプロ仕様としてはお得なので、一度使ってみてはいかがでしょうか。

プロみたいに愛車をきれいにしよう!