洗車においてボディよりも大変な部分がホイールといわれています。溝が多く洗いにくいというだけでなく、汚れが落ちにくいというケースが多い部分でもあります。ここではホイルー汚れの原因と、その除去法について詳しく解説していきます。
ホイール汚れの正体は?

ホイール汚れの原因は主に「ブレーキダスト」がほとんどです。ブレーキダストはディスクローターとブレーキパッドの摩擦によって生まれるゴミで、このゴミがホイール部分に付着して黒ずんだり茶色く汚れてしまいます。

ブレーキの仕組みについて

自動車のブレーキには現在は「ディスクブレーキ」が主流となっています。ブレーキペダルを踏むと、表面と裏側の両方からブレーキパッドが押し出されてブレーキローターを挟んで減速するという仕組みです。
欧州車の方がブレーキダストが付きやすい?

全ての欧州車ではありませんが、日本車よりも欧州車の方がブレーキ性能を重視している車種が多いです。日本車よりも欧州車の方がブレキパッドやディスクローターが柔らかい素材で出来ているためブレーキ性能は非常に高いですが、ブレーキを踏んだ時に摩擦ですり減りやすいです。
ブレーキダストが生まれる仕組み
ブレーキダストは、ブレーキパッドでディスクローターを挟んだ際に生まれるゴミですが、この時非常に高温になります。熱い金属の細かい粉塵がホールの裏側に付着し、そのまま冷え固まるので、車体などについた汚れよりも非常に落ちにくいです。そのままにしておくと泥汚れも付着し、ホイール自体のさび付きの原因にも繋がります。
シャンプーで洗浄をする
ブレーキダストはガンコな汚れなのでなかなか落ちないのが特徴ですが、まず最初はシャンプーで通常の洗車同様洗浄しましょう。ブレーキダストの除去に取り掛かる前にまずは表面についたホコリや泥・油性の汚れなどを落とす必要があります。
ホイールクリーナーを使う
大まかな汚れを落としたら次は市販のホイールクリーナーを使いましょう。ホイールクリーナーにはアルミホイール専用・スチール専用などホイールの素材によって最適なクリーナーがあるので、自分の車のホイールにあったものを選びます。中には研磨剤配合のクリーナーもありますが慣れない内は研磨剤ナシのものがおすすめです。
ブレーキパッドを交換する
車を使うとどうしてもブレーキダストは発生してしまいます。そのためブレーキダストを減らす対策として、ブレーキパッドの交換も有効です。ブレーキの能力は落とさずにブレーキダストを減らしたブレーキパッドも市販されています。
コーティング剤を使う
ブレーキダストはブレーキの構造上の問題でどうしても出てしまいます。もう1つの対策としてはホイールに力説コーティング剤を使う方法です。コーティング剤はフッ素を主成分としていて、このフッ素が強力な被膜となって汚れがつきにくくします。さらにコーティングされたホイールは水だけでも汚れが簡単に落ちます。
SONAX(ソナックス) ホイールクリーナー エクストリーム ホイールクリーナー 230200

ガンコなホイール汚れ落としに特化したクリーナーがソナックス(Sonax)の「ホイールクリーナー エクストリーム ホイールクリーナー 230200」です。この商品の特長は下記をご覧ください。
・鉄粉除去成分配合で焼きついたブレーキダストも素早く除去
・アルミやメッキ・鉄素材のホイールでも使用可能
この商品は通常価格1,170円でプライム会員は1,039円で購入可能です。ホイールクリーナーの中では若干高めの価格設定ではありますが、汚れが簡単に落ちることと時間がかからないというのが他のクリーナーにはない魅力といえます。この機会にぜひ購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

愛車の足元からピカピカにしておこう!