皆さまは普段SNSを利用しますか?
SNSとはソーシャル・ネットワーク・サービスの略称で、ネット上で人とやりとりが出来るサービスのことを言います。
最近流行っている具体的なものですとTwitter、Facebook、Instagramなどが挙げられます。
これらはどれも文字でのやり取りだけでなく写真を投稿してネットの友達と共有することが出来ます。
しかしながら、ネット上にアップした写真はすぐ消したとしても他者が保存していないとも限りません。
ですので個人情報などは特に慎重に扱う必要がありますし、場合によっては罪に問われてしまうケースも存在します。
では、自動車のナンバープレートなどをアップしたらどうなるのでしょうか?
違法なのでしょうか?
今回はSNSとナンバープレートの関係について説明します。
SNS上のナンバープレートは個人情報流出に該当しない

結論から先に言うと、SNSにアップした写真にナンバープレートが映り込み車のナンバーが写り込んでた!というだけでは違法になる可能性は低いです。
なぜなら、ナンバープレートの番号からその車の持ち主を特定することは簡単なことではないからです。つまり、ナンバーだけでは個人情報には該当しませんよ。ということを言っているわけです。
これは「利用者視点を踏まえたITCサービスに係る諸問題に関する研究会」という総務省が公表した資料によるものです。
確かに、自分や家族以外の車のナンバーって1つでも言える人の方が少なそうです。
したがって「アップした写真に友達の自動車ナンバーが写ってしまっている!」となってもそれだけでは個人情報の流出には当たりませんのでご安心ください。
それでも、お友達からアップした写真を消してほしいと言われたらそれは消すようにしましょう。これは法律ではなくマナーや思いやりの問題です。

じゃあナンバーが写り込んでいるのは問題ないのかというと…?

「ナンバーは個人情報に該当しないなら、全く気にしなくていいんだね!」というと、それはやはり違います。
ここでは問題になりうるケースを2つ紹介します。
1:ナンバー以外にも顔や私有地など、個人を特定できる情報が写っている
当たり前と言えばそれまでですが、愛車の前でポーズを取っている写真や住んでいる場所が特定できるような写真はNGです。ナンバープレートが個人情報として扱われないとはいえ、それ以外の部分で個人が特定できてしまうのはいけません。ナンバー以前の問題です。注意しましょう。
2:ネットストーカーなど、危険人物の目に触れる可能性がある
ネットというのは非常に恐ろしいもので、ほんの少しの情報から個人を特定してしまうような方もいらっしゃいます。あなたが軽率にSNSに載せた写真が原因で家族や友人に迷惑をかけてしまう可能性は…残念ながら0ではないのです。
あなた自身の罪にはならなくとも、身近な人を被害者にしてしまう可能性は考慮するべきです。
いかがでしょうか?ナンバーの掲載だけでは個人情報に該当しないといっても、注意深く扱わないといけないことをご理解いただけたと思います。TVで放送されているものはニュースやバラエティなどその内容を問わずナンバープレートにモザイクをかけています。
ああいった処理がなされているのは、ナンバーの掲載それ自体が違法ではなくとも何か不利益を生んでしまう可能性があるからということです。
どうしても写真をアップしたい時はどうすればいいの?

写真はうかつにSNSに投稿すべきではない。とはいっても折角搭載されている機能です。ネット上で知り合った仲の良い友人たちと写真を共有したい気持ちも十分に理解できます。
それではどうすればいいのかというと、『ナンバー部分を加工して消す』という非常にシンプルな回答をすることが可能です。
スマートフォンなどで無料で利用することの出来るアプリやツールでも、写真の一部を隠したり黒塗りすることはとても簡単です。写真はタップ1つで簡単にネットに載せることが出来ますが、その前にちょっとひと手間かけるマナーと思いやりを持ってSNSを利用していれば、問題に繋がる可能性を消すことが出来るのです。
皆さまもむやみやたらと写真を投稿せず、きちんと確認してからにして頂けると幸いです。

CarZoot社のインテリアクリーナーはプロも使用している上質なインテリアクリーナーです。これさえあれば車内に残ったハンドルの手垢や、たばこの後のヤニ汚れなどもすっきり綺麗に消し去ってくれます。
ナンバーは写らないように写真を加工したけど、加工していなくて見えてしまう車内が凄く汚くて…ではちょっと恥ずかしいもの。これで車内もピカピカにして、美しい写真をアップ出来るように備えておきませんか?

とくにナンバープレートには注意してね!