近年、高齢者の運転する自動車の事故はニュースなどで報道されているように、高齢者の急発進による事故は全国各地で相次いで発生しています。
2019年4月に東京池袋で発生した事故は記憶に新しいのではないでしょうか。
2021年にも年が明けたばかりの1月4日に、福島県で80代の男性が店舗に突っ込んでしまったという自己が発生しました。また同じ日に、東京都渋谷区でタクシー運転手の60代の男性による暴走事故も発生しているなど高齢ドライバーの自動車事故は枚挙にいとまがありません。
なぜ高齢者の運転は事故を起こしやすいのか

まず、最初にあげられるのは「加齢」によって生じた身体的な変化です。
肉体的な衰えは高齢になるゆえに避けられないものです。
アクセルとブレーキを踏み分ける足首の柔軟性も衰えてしまっていると考えられます。そのため、ペダルの踏み間違いが起き、悲しい事故につながってしまう原因となってしまいます。
視力や聴力の低下など目に見えて感じるものもありますが、
高齢になればなるほど、集中力や瞬発的な判断も低下していきます。
高齢者は運転歴も長い分、運転に慣れてしまっており、緊張感が薄れてしまうこともあり、そうしたなかで、注意力が散漫したことが事故を引き起こす原因となっていることも多いでしょう。
「脇見していた」「考え事をしていたた」という理由で危険な状況の回避が遅れ事故を引き起こしてしまうのです。
高齢運転者の交通事故防止対策と、
先進安全装備搭載の「サポカー」とは

公共交通機関が発達している都心や地方都市であれば、移動手段として公共交通機関を利用してもらうほうが安全だと思います。
しかし、地方の高齢者にとって移動手段である車を奪われてしまうのは、買い物や病院に行く際に移動手段がなくなり困ってしまう方も多いのも事実です。
しかし、車が無いと生活に支障が出てしまうからと、高齢になっても車に乗る方も多いと思いますが、高齢者ドライバー自らの安全対策の意識を高める努力も不可欠ではないかと考えます。
現在70~74歳のドライバーは運転免許証の更新に先立って、座学と運転適性検査、実写講習を受ける高齢者講習①の受講が義務付けられています。
75歳以上の方は、認知機能検査②も合わせて受講しなければいけません。
こちらは試験ではないため合格しなければ運転ができないというわけではなく、運転技術の適性などの認識を深めることを目的としています。
こうした講習を受ける中で、自分の運転の安全性などを再認識し、運転に対する意識を改めることが、最も大切です。
安全性に関する先進安全装備も開発され、安全な運転をサポートする車も増えています。「サポカー」という愛称で政府が普及に取り組んでいる安全運転サポート車は、自動ブレーキやペダルの踏み間違い時の加速の抑制、車線逸脱警報、ヘッドライトの自動切換えができる先進ライトなど、安全性を高める高度な先進安全装備が搭載されています。
こうした、安全性の高い車へ乗り換えることで、より安全な運転を目指すことが可能です。
車は、生活には欠かせない交通手段であると同時に、事故などで他人の人生と自らの人生を大きく変えてしまう危険も伴っている乗り物です。
年を重ねれば運転技術が上がり安全になるわけではありません。
自分自身の身体的な衰えをしっかりと理解することが安全な生活への第一歩ではないでしょうか。
安全運転の要!
サイドミラーの撥水コーティング

安全な運転のために、車のケアは大切です。
意外とケアを忘れてしまうのがサイドミラー。
雨の日の運転では、フロントガラスのようにワイパーが付いていないので、運転中にサイドミラーの水滴はすぐにふき取ることができません。
視界不良になるなど安全確保が十分にできず、事故の原因に繋がってしまいます。「サイドミラーの手入れはどうしたらいいの?」とお悩みの方にお勧めなのが、CarZootのサイドミラーコーティング剤「MirrorG’ coat」です。
このコーティング剤の撥水力と持続性はプロが実店舗で使用するほどの実力です。しかも使い方も簡単。1度の施工で1か月キープできる驚きの撥水性を、写真付きのマニュアルを見ながら誰でも簡単に手に入れることができます。
安全の運転のためには、幅広く安全確認をするためサイドミラーは欠かせません。事前にメンテナンスをして、安全な運転を目指しましょう。