高速道路で黄色のボディの車両を見かけることがありますが、この車両の正体をご存知でしょうか。
この車両は、高速道路の安全を守る「高速パトロールカー」と呼ばれている車両です。
では、実際にどんな役割を果たしているのでしょうか。
今回は、高速パトロールカーについて詳しくご紹介します。
高速パトロールカーはどこの所属?その働きとは?

パトロールカーと言えば、街中でよく見かける白と黒の警察車両「パトカー」をイメージしますが、高速パトロールカーは警察車両ではありません。
高速道路会社がそれぞれの事業区域を管轄し、各社の交通管理業務を担うグループ会社の交通管理隊が実際にパトロール業務を行なっています。
主な高速道路会社「NEXCO」の管轄
東日本高速道路(株)(通称:NEXCO東日本)
管轄:北海道/東北/関東/新潟/信越の一部
グループ会社:(株)ネクスコ・パトロール東北/(株)ネクスコ・関東
中日本高速道路(通称:(株)NEXCO中日本)
管轄:関東/東海/甲信の一部/北陸
グループ会社:中日本ハイウェイ・パトロール東京(株)/中日本ハイウェイ・パトロール名古屋(株)
西日本高速道路(通称:(株)NEXCO西日本)
関西/中国/四国/九州/沖縄
グループ会社:西日本高速道路パトロール関西(株)/西日本高速道路パトロール中国(株)/西日本高速道路パトロール九州(株)
その他にも、阪神高速道路(株)の子会社の阪神高速パトロール(株)なども高速道路のパトロールを行っています。
交通管理隊の役割
交通管理隊が2人1組で乗務し、交代制で24時間365日休むことなく高速道路をパトロールしています。
高速道路を巡回し、交通や気候等の情報を収集している交通管理隊の主な業務は次のようなものです。
【交通管理隊の主な役割】
- 落下物など道路障害物の除去
- 交通事故の処理
- 車両故障の牽引
- 追突事故などの注意喚起
- 渋滞情報の掲示
高速道路内で起きた事故やクルマの故障などの緊急事態の際に、道路緊急ダイヤル「#9910(全国共通・24時間受付・無料)」へ通報があると、交通管理隊が現場へ急行し、事故や落下物の処理や交通規制などを行なっています。
交通管理隊は、大きな事故につながらないよう、迅速に危険を取り除き高速道路の安全を守ってくれているのです。

高速パトロールカーに採用されるのはどんなクルマ?

1995年に発生した阪神・淡路大震災により、SUV車の採用が増加したと言われています。
これまで採用されていたトヨタのクラウンなどでは、損傷した道路などでの走行ができず、走破性の高いSUVモデルが適任だったということ。
また、高速パトロールカーは、車線規制を行うための表示装置や回転灯などの特殊機器や資材を積むための大きさと、故障車両を牽引するための強いボディとパワーも必要です。
こういった背景により、高速パトロールカーにはトヨタ「ランドクルーザープラド」や三菱「パジェロ」などの、どんな天候や悪路でも急行できる走破性と強いボディが備わったSUV車が重宝されているようです。
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不測の事態が起きた時もスムーズな対応ができるようにしよう!