豪雪地帯で大活躍するのが除雪車です。除雪車がなければ生活が成り立たちません。ただ一口に除雪車と言っても様々な種類があります。そして種類によって必要な免許や資格が異なります。
この記事では除雪車の種類と運転するための免許と資格を詳しく紹介しています。雪国にお住まいではない方にも参考になりますから目を通して下さい。
除雪車とは?

除雪車とは道路や空港などで雪や氷の除去作業を行うための車両を指します。通常はダンプカーや専用のAWDシャシをベースとしていて、特別に設計された除雪装備を有していますが、舗装済歩道や未舗装歩道、自転車道向けの車両では、より小型の車両を投入しています。
温帯や寒帯に属する地域では、冬季の安全運転確保のため、多くの道路保守当局や建設業者が、複数の冬季作業車両を保有して、道路の除雪や除氷を行っています。
最初期の冬季作業車両は、そりのために路面を円滑に維持する目的で設計されたスノーローラーであると言われています。ただし馬に引かせたスノープラウ(除雪板)やグリット散布車は早くも1862年には使われていました。
20世紀初頭のモータリゼーションの普及により、大型の発動機付き冬季作業車両が開発され、今日に至っています。 各種除雪車には除雪機械運転員資格基準があります。
各種除雪車の除雪機械運転員資格基準とは?

除雪車には様々なタイプがあります。小型除雪車やトラクタショベル、除雪ドーザや除雪グレーダ、ロータリー除雪車や除雪トラックなどですが、国土交通省はそれぞれに対して、講習受験義務と免許を定めています。
ここからは、それぞれの除雪機械運転員資格基準について見ていくことにしましょう。
小型除雪車
【運転に必要なもの】
・小型特殊免許
・または普通自動車免許(普通自動車の運転経験2年以上)
・除雪講習修了
小型特殊免許は16歳から普通自動車免許は18歳から取得することが出来ます。
除雪ドーザ
【運転に必要なもの】
・大型特殊免許(経験1年以上)
・建設機械施工技士(1種)または技能講習修了
・除雪講習修了
建設機械施工技士(1種)の受験資格は個人により条件が異なります。実務経験が13年以上必要となる場合もあるので確認して下さい。
除雪グレーダ
【運転に必要なもの】
・大型特殊免許(大型特殊自動車の運転経験2年以上)
・車両系建設機械運転講習修了者(建設機械の運転経験が2年以上)
・除雪講習修了
大型特殊免許は18歳から取得することが出来ます。
ロータリー除雪車
【運転に必要なもの】
・大型特殊免許(大型特殊自動車の運転経験2年以上)
・除雪講習修了
大型特殊免許は18歳から取得することが出来ます。
除雪トラック
【運転に必要なもの】
・大型免許(大型自動車の運転経験が1年以上)
・除雪講習修了
大型免許は21歳以上で普通免許、準中型免許、中型免許、大型特殊免許のいずれかの免許を受けていた期間が通算して3年以上必要です。
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まとめ
除雪車を運転するに当たって必要な免許や資格について見てきました。建設機械と重なる部分が多いので、除雪を請け負う業者の多くは、建設業の会社ということになります。雪国には欠かせませんから、安全に除雪を行ってほしいものです。