関東26社局、訪日外国人向け乗り放題パス販売中止を発表

   
 

JR東日本をはじめとする関東の鉄道事業者25社は、発売を予定していた訪日外国人向けの期間限定で乗り放題となるIC乗車券の販売を中止すると発表しました。発表中止の背景など、ここ1年間の訪日外国人向けの交通、観光業界の動向について見ていきましょう。

発売中止の理由はコロナ禍によるもの

今回販売を予定していた乗車券とは、日本を訪れる海外からの観光客に向けてのものです。名称は「TOKYO SUPPORTERS PASS」で、当初の計画ではこの乗車券の販売開始は2020年の7月を予定していました。2020年の7月と言えば、本来であれば東京オリンピックが開催されており、もし予定通り開催されていれば、東京周辺には多くの外国人観光客が来日していたでしょう。

今回販売する予定であった乗車券は、期間限定でJR 東日本ほか関東の鉄道が乗り降り自由となるものです。オリンピックの会場は競技によって異なるため、複数の競技を見学する人は当然移動することになるでしょうし、オリンピック観戦以外にも東京を始め関東圏を観光するという外国人観光客も沢山居たはずです。予定通りオリンピックが開催されていれば、この乗車券はかなりの売り上げが見込めるはずでした。

しかし、2020年はじめから日本のみならず世界的に新型コロナウィルスの感染が広まっています。特に2021年に入ってからはいわゆる「イギリス株」や「インド株」と言われる日本以外で変異をしたコロナウィルスが猛威を奮っていることは多くの人がご存じでしょう。これらは従来日本で感染が広まっていたものよりも感染力が更に強いとされており、とても海外からの観光客を招いている状況にはありません。

当面訪日観光客が期待できないことから中止を決断

オリンピックも2020年は中止となり、2021年に開催を予定してはいますが、恐らく本来望んでいるような形での開催とはならないでしょう。そしてオリンピックが終わってもコロナウィルスの脅威が収まるわけではありません。日本国内では2021年6月ごろからやっとワクチン接種が始まりましたが、ほかの先進国と比べると接種率がとても低く、元の経済状況に戻るのはアメリカやイギリスなどよりもずっと後になってしまうでしょう。

したがって、当面は訪日観光客は期待出来ないということもあり、無期限延期としていた「TOKYO SUPPORTERS PASS」の販売を中止することを発表したというわけです。また、同社は訪日外国人向けの企画乗車券として「JR EAST Welcome Rail Pass 2020」の販売も予定していましたが、こちらも同様の理由で販売中止することを発表しています。

コロナ禍による訪日観光客激減の影響は大きい

ここ数年で目に見えて外国人が増えてきていたというのは誰もが実感していることでしょう。事実訪日外国人の数は特に2015年以降目覚ましい増加を見せており、2019年度はのべ3,000万人以上の外国人が日本を訪れていました。特に人気のある東京の浅草、大阪の道頓堀、京都などは日によっては日本人よりも外国人のまずのほうが多いのではないかというほどの盛況ぶりでした。

そういった観光地に出店しているお店は訪日外国人向けの商品の販売やサービスを強化していましたし。鉄道をはじめとした交通業界も利用者が増えたことによる恩恵はとても大きかったでしょう。しかし現在は新型コロナウィルス感染拡大の出口が見通せない状況で、来日制限はとても厳しいものとなっています。また、そもそも多くの国が渡航そのものを中止または制限しているため、行きたくても行けないという状況です。

5兆円近い損失

2020年度、年間を通しての訪日外国人の数はおよそ400万人となっています。コロナ禍まっただ中の2020年に400万人もの外国人がおとずれていたというのに驚く人も居るかもしれませんが、そのほとんどは入国制限が始まる3月までに日本を訪れた人か、ビジネス目的で来日している外国人でしょう。入国制限後に限定すれば、この数字はもっと少なくなると思われます。

2019年度、訪れた外国人による消費額はおよそ4.8兆円でした。この数字からも訪日外国人による経済効果はかなり大きかったことが分かります。しかし現在はこれがほとんどゼロという状況なので、観光地に出店しているお店やホテル、旅館、そして交通業界が受けている影響はとても大きいです。

油膜や水垢を完全除去

フロントガラスに付着した油膜や長期的に残った水垢というのは普通に洗車をしていても綺麗に除去することはなかなか難しいです。油膜や水垢をそのままにしておくと、フロントガラスの視界がどんどん悪くなり、運転にも悪影響を与えます。この商品はプロも使用している高性能な油膜除去剤で、頑固な油膜や水垢も綺麗に取り除いてくれます。

大阪港湾局、7月に無料の大阪湾クルーズを開催。船旅は楽しさいっぱい!前のページ

Airbnbが長野県観光機構とパートナーシップ締結。その狙いとは?次のページ

関連記事

  1. 記事

    若きレオナルド・ディカプリオがイメージキャラクター!スズキのAZワゴン1998年モデルを徹底調査!

    スズキは日本人なら誰もが知る大手自動車メーカーです。アルト、…

  2. 記事

    愛知県の橋やトンネルでデートするなら徳川園と愛岐トンネル群がおすすめ!魅力的なスポットに行ってみよう…

    愛知県にはデートにぴったりのスポットがあります。橋やトンネルのデート…

  3. 記事

    車の整備が楽に!?ロータス同友会がビッグデータを活用し最適な整備を提案へ!

    2023年を目処に素晴らしいサービスが実用化されそうです。車の整備な…

  4. 記事

    交通違反でもらう青色切符と赤色切符ってなんで切符というの?

    交通違反をしたときに渡される青色切符・赤色切符がなぜそう呼ば…

  5. 記事

    高知県で自分に合う輸入車を見るけることができるお店!

    輸入車の購入を検討している人も多いのではないでしょうか。購入…

  6. 記事

    日本の良さ再発見!車で行ける伝統工芸体験スポットin栃木

    コロナ禍において、生活スタイルの大幅な変化が起きました。新しいレジャ…

新着記事の一覧

  1. 【不二36景の舞台を巡る旅】港区、渋谷区エリアでおすすめの観…
  2. 【歴史ある下町を巡る】東京都墨田区のおすすめ観光スポットをご…
  3. 【コロナ禍でのドライブ】中央区でおすすめのインスタ映えスポッ…
  4. ホタルまつり!三重にある車で行けるホタルのおすすめスポットを…
  5. 愛知県おおすすめホタルスポットがここだ!車で行ける場所を集め…
  1. 記事

    2022年フォーミュラEの参戦枠をマクラーレンがゲット!詳細を解説
  2. 記事

    スバルが技術統括本部に新設したCTO室とは?設立の理由まで解説します!
  3. 未分類

    おすすめの車の除菌剤
  4. 記事

    VWの新型EVって!?フォルクスワーゲンの最新情報も紹介!!
  5. 記事

    アウトドアブランドLOGOSが運営するキャンプ場ドットコム、リニューアルオープン…
PAGE TOP