大人になると特に、友人、職場の後輩や先輩、彼氏彼女に運転をしてもらい、助手席に乗ることも多くなります。それがたとえ家族だったとしても、乗せてもらう上での、最低限のマナーもあります。
最低限のマナーはもちろんのこと、それ以上に車に乗せてもらう上で、できる気遣や、してはいけないことをご紹介します。
助手席に乗る人のマナー5選

一緒にどこかへ行く際に乗せてもらう時や、送り迎えをしてもらう時など、助手席に乗ることも多いです。もし、乗せてくれる人と、どんなに仲が良くても、失礼の無いようにしたいです。そこで、乗せてもらうにあたって、助手席での運転手へのマナーをご紹介します。

シートベルト着用
法律上でも、運転手はもちろん、助手席や後部座席でも、シートベルトを装着しなければならない義務があります。シートベルトを付けるのが面倒だからとつけないと、自分自身の危険だけではなく、運転手へ多大なる迷惑をかけることになります。
運転手には罰則もあり、違反点数を1点取られてしまいます。自分が先輩だった場合、後輩の運転手はシートベルトのことを、言いにくいかもしれませんから、自身でしっかりと装着しましょう。また、助手席のみならず、後部座席に乗る際も確実にシートベルトを着用しましょう。
ダッシュボードに足を上げない
運転していると見かけますが、助手席に座っている人が、ダッシュボードの上に足を投げ出しています。この行為は、サイドミラーが見えず、運転に支障が出てしまいます。また、安全運転義務違反にも値する可能性もあります。
違反金は9,000円、違反点数は2点です。安全運転を妨げないだけではなく、足を乗せられるのを嫌な人も多く、臭いも気になるのでやめましょう。
タバコや化粧の運転手への確認
タバコを吸ったり、車内で化粧をすると、密室の中で臭いが出ます。臭いは好みもあるので、不快な気持ちになりやすいので、車の持ち主の、運転手に一度確認をとりましょう。
運転中に「あれ見て」などのよそ見をさせる行動
運転中、運転手に「あれ見て」、「これ見て」などのよそ見を促すような行動は控えましょう。運転手の目の前で指を指したり、手を出して視界を遮らないように気を付けましょう。
急に声を発したり、運転の視界を邪魔してしまうと、驚いて事故を起こしてしまう可能性もあります。助手席で「見て」、などと声をかけるときは、運転手がよそ見をしている時などの、危険な時に、「前を見て」などと声をかけるようにしましょう。
食べこぼしをしない
車の持ち主に、飲食を勧められて食べる時でも、こぼしにくいグミや飴などにしましょう。飲み物も、缶などの口が閉められないものではなく、ペットボトルのような口が閉じられる物にして、溢さないようにしましょう。また、ゴミ袋を持参したりして、ゴミを車内に残さないようにしましょう。
助手席で出来る気遣いとは?

上記でご紹介した、5つのマナーの他に、助手席で運転手に向けて出来る気遣いをご紹介します。
楽しい雰囲気づくりを心がける
旅行などで、長時間を車で過ごすと、助手席だけではなく、もちろん運転手も疲労を感じます。そこで、運転手に疲れを感じさせないように、ケータイばかりを見るのではなく、話しかけたりしましょう。
飴やガム、飲み物なども必要か聞くといいです。また、運転手も疲れているので、「疲れた」などの言葉は絶対に言わないようにしましょう。
運転中のサポート
狭い駐車場などに駐車する場合は、車から降りて、後ろなどの確認をし、手で合図を出すといいです。
また、運転中、見通しの悪い交差点などでの右左折でバイクや自転車、人などが来ていないか一緒に見てサポートすることもお勧めです。他にも、目的地へ使う道をナビゲーションなどを見て、「次は左折」など伝えてあげることも良いです。
運転中はナビを、真剣に見ることが出来ず間違えることもあるので、運転手に任せきりにせず見てあげるのも良いです。
運転手を気にかける

運転手は気を張りながら運転しているので、疲れやすいです。そこで助手席に乗っている人がサポートをしたり、運転手を気にかけ、楽しい話をしたりするるより一層信頼関係ができ、運転手と絆もできるので、今回の記事を是非参考にしてみてください。
