進化し続けるエアバッグの歴史を紹介!

   
 

今ではどの車にも標準装備されているエアバッグですが、実は歴史が短いのは知っていますか?車が初めてできたと言われているのは、1769年と約250年前です。そして、エアバッグが考えられ始めたのは1952年、実装され始めたのは1981年と短いです。しかし、実装されてからの30年間の間にエアバッグは、驚くべき速度で進化を続けてきました。今も進化を続けるエアバッグの歴史を紹介していきます。

世界でのエアバッグの歴史

エアバッグは、もともと車には装備されていませんでした。エアバッグの必要性が高まってきたのは、車の普及とともに事故での死亡率も上がっていったからです。事故による衝撃をなんとか緩和できないかと世界の開発者達は考えました。1952年、世界で初めてエアバッグの特許がアメリカで認められました。しかし、現在のエアバッグとは違い、衝突時に自動でエアクッションが膨らむというものでした。

1963年、日本の小堀保三郎氏がエアバッグシステムを考案、試作し始めます。小堀氏は飛行機からエアバッグを考えつきました。この時、考案されたシステムが衝撃加速度検出装置、エアバッグ、そして気化ガス発生装置です。このシステムは、14カ国で特許を認められました。また、前列の運転席、助手席だけでなく横からの衝撃にも対応できるようにとサイドエアバッグやルーフエアバッグシステムも考案していました。

1966年、日本自動車工業会を中心として、エアバッグシステムの研究を始めました。翌年、アメリカのイースト株式会社が衝突時の救命装置としてエアバッグシステムを発表しましたが、市場に出せるほどの信頼性、量産化がありませんでした。1969年、米国道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administrtion 通称NHTSA)がエアバッグを装備する法規を提案しました。

1970年、アメリカ合衆国運輸省(US Department of Transportation 通称DOT)がESVプログラムを提案し、翌年にはESVプロジェクトチームを編成しました。この時、アメリカの自動車メーカーだけでなく、日本の日産ホンダトヨタも参加しました。今でもESV会議は1年おきに開催されています。1972年には、アメリカのフォード・メーカーがエアバッグシステムのフリートテストを831台で実施しました。

翌年、アメリカのゼネラルモーターズでも1000台でフリートテストを実施しました。1974年、ゼネラルモーターズはラージーカーにオプションとしてSRSエアバッグを搭載しましたが、事故以外でエアバッグが作動してしまうという報告が上がり、1977年には販売を中止しました。エアバッグの信頼性がより重要になりました。

1980年、ドイツのボッシュ株式会社がSRSエアバッグシステムを商品化に成功しました。ボッシュ株式会社は自動車メーカーではなく、自動車機器の会社でした。1981年、ドイツのメルセデス・ベンツがエアバッグシステムを採用し、一般車用に販売を開始しました。1987年、メルセデス・ベンツが助手席用のSRSエアバッグシステムを発表しました。

日本でのエアバッグの歴史

一般車にエアバッグが搭載されるまで約30年かかりました。しかし、一般車用と言ってもエアバッグはオプションで搭載できる程度でした。国内の自動車メーカーからはエアバッグシステムが搭載された車は販売されていませんでした。では、国内で最初にエアバッグシステムを搭載した車を販売した自動車メーカーはどこでしょうか?

日本で初めてエアバッグシステムを搭載した車を販売したのは、ホンダです。1971年にESVプロジェクトに参加し、1975年には、独自開発をスタートさせました。エアバッグシステムの課題として、エアバッグが膨らむのが間に合わないことがありました。1979年に時間内に膨らませることに成功しますが、量産化できないという問題が起きました。そこで、火薬式のインフレーターを使ったエアバッグの開発を始めました。

1982年、ホンダは火薬式のインフレーターを使用したエアバッグシステムを完成させ、量産化にも対応できるようになりました。しかし、ゼネラルモーターズの販売中止があったため、信頼性をもっと高めたいと再度開発を進めました。翌年、信頼性を確率するためにマグドネル・ダクラス社の宇宙部門へ行きました。1986年、ホンダのレジェンド100台でフリートテストを実施し、1987年には、日本初のエアバッグシステムがレジェンドに搭載されました。

進化し続けるエアバッグ

1980年以降は、続々とエアバッグシステムを搭載された車が販売されました。特にメルセデス・ベンツは様々なエアバッグが登場しています。

  • 1987年 Sクラスセダンとクーペのオプションとして初めて助手席のエアバッグが登場
  • 1992年 SクラスとSLスポーツカーにもエアバッグが登場
  • 1993年 サイドエアバッグを発表
  • 1994年 後席ヘッドレストと一緒に標準装備品になる
  • 1995年 Eクラスにもエアバッグが搭載
  • 1998年 EクラスW210モデルシリーズのオプション装備品として、ウィンドウエアバッグが登場
  • 2001年 頭部、胸部サイドエアバッグが登場
  • 2009年 膝から下を守るニーエアバッグを発表

まとめ

エアバッグは車と比べて歴史が浅いです。しかし、短い間に急速に進化した車の装備品です。60年にたった今、たくさんの企業が試行錯誤し多種多様な、安全装置が車に装備されました。エアバッグにも企業それぞれで特徴があります。エアバッグは、命を守る大切な装置です。自分にあったエアバッグを搭載した車を探すことも大切です。

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エアバックは安全のためにも大切だよ!

歴史や使い方も知っておこう!

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