通勤やプライベートで運転することが多い愛車。もっと快適にするために、カーオーディオやスピーカーを純正のものから付け替える人もいるのではないでしょうか。そんなとき、専門店にお願いをするのか、コストを抑えて自分でできることはするのか、迷います。そこで今回は、コスト削減、専門店に頼まないでも自分で出来る、カーオーディオの交換方法を解説したいと思います。
カーオーディオを交換しよう

必要な工具を準備する。
カーオーディオの交換に必要な工具は、ドライバーと内張はがしです。たった、これだけの工具で作業できます。ドライバーは、プラスを用意しましょう。内張はがしは、自動車用の専門工具でなくても作業はできますが、それほど高い工具ではないので、用意した方がいいです。ホームセンターなどで、1000ほどで購入することができます。
交換する際に注意しておくべきこと。
作業は車内でするため車内を汚さないように運転席周りや助手席、オーディオ周辺に養生をすることをお勧めします。
特に、オーディオ周りは、内張はがしやドライバーを使って作業していくので絆つきやすいです。なるべく傷つかないように、マスキングテープやあて布などを使い、養生しながら作業することをお勧めします。
それともう一つ注意することは、電気関係の配線やバッテリー端子に注意することです。
オーディオ交換の際には必ず電流を遮断する。そのために、バッテリー端子からケーブルを取り外すのですが、必ずマイナス側の端子を外してください。
誤ってプラス側を外してしまうと、ショートしてしまって、車の故障の原因になることがあります。ここは十分に注意しましょう。

いざ、オーディオを取り付けよう。
参考のため軽自動車ですが動画を見ていただいてある程度の流れをつかんでもらえたらと、思います。
1)まず初めに、ボンネットを開けてバッテリーのマイナス端子を外していきます。マイナス端子をしっかり確認して、外してください。
2)車内のオーディオの周りを囲んである、オーディオパネルを取り外します。ここで内張はがしを使ってパネルを外していきます。ここで注意してほしいのは、なかなか外れにくくなってるパネルを力任せに無理やり外そうとするとパネルや周りの内装を傷つけたり、破損させてしまったりするので気を付けて作業しましょう。内張がきれいに外せたら、オーディオを固定しているネジを外していきます。
3)一番面倒な作業、配線、の処理をしていきます。まず、車側から出ている配線とオーディオからの配線をつないでいるカプラを外していきます。カプラとは、配線どうしをつないでいる白いプラスチックのようなやつです。ここまで来たら、古いオーディオが外れます。
4)いまやってきた作業の反対の手順で進めていきます。新しく取り付けるオーディオの配線をつなぎます。この時にメーカーによってカプラの規格が異なるので、注意しましょう。ホームセンターに行くとカー用品コーナーに、メーカー、車種別でカプラが売っているので、それで対応すれば作業時間が大幅に短縮されます。もしくわ、一つ一つ配線をあたってつなげることもできますが、時間と労力を考えるとホームセンターなどで売っているカプラを買ってきて取り付けたほうが楽です。
ここまでくれば後は、新しいオーディオをネジで固定して始めに外したオーディオパネルを元に戻します。
最後にバッテリーのマイナス端子を元に戻して、作業終了です。
まとめ

今回、カーオーディオの交換方法を解説してきましたが、向き不向きが人それぞれあると思います。どうしても自信がない場合には、やはり専門店でお願いするか、知識のある知人、友人と一緒に作業するのもいいのかと思います。
カーオーディオの交換は、小学生の時に習った図工のような、ミニ四駆やプラモデルを作る感覚でできるので、楽しく作業できます。
ぜひチャレンジしてください。
