日常的に車を運転される方ならなお感じると思いますが、夜になり対向車の遠目のヘッドライトにうっとうしさを感じたことはありませんか?
現在このヘッドライトの研究が進んでいるそうです。遠目にしても眩しくないヘッドライトなどあるのでしょうか?あるとしたら夜でも快適に運転ができそうですね。
ヘッドライトとは?

ヘッドライトとは前照灯とも呼ばれていて、車体の前方にあるメインライトです。
主に夜間や悪天候の時にドライバーの視界を確保すると共に、歩行者や他車に自車の存在を示します。
ちなみにヘッドライトを付けずに運転すると違反で1点取られます。反則金が大型7千円、普通及び二輪が、6千円、小型特殊、原付で5千円。
反則金を取られる程度ならまだいいですが、事故を引き起こしてしまう可能性もあります。夜間の無灯火運転は他車や歩行者からも見にくいですし、自身も周りが見づらくなり大変危険です。
故障等でヘッドライトが付かない場合は、運転は控えてしっかり直してから運転するようにしましょう。

ハイビーム
ハイビームとは遠目の点灯のことで、ヘッドライトは基本的にこのハイビームになります。前方100mを照らすことができるものと定められています。
ロービーム
ロービームは対向車や先行車に対して、もしくは歩行者などをハイビームで眩惑させない配慮をするためにロービームが設けられています。基本的に夜間の通常走行はハイビームと法律で定められているのです。
ヘッドライトの種類

ヘッドライトに種類なんてあるの?ヘッドライトには3種類あります。それぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう。
ハロゲン
ハロゲンランプやハロゲンライトといいます。このハロゲンがヘッドライトに使用される最も一般的な光源となっています。
色が淡く暖色系で発熱量が高いという特徴と対向車に優しい光となっており、冬の寒い日にヘッドライトに雪が積もっても熱で溶かしてくれるというメリットがあります。
ランプの寿命が短く交換式となっていますが、電球交換の工賃も安いしメンテナンスが楽ということもあります。
HID
HIDとは「high intensity discharge lamp」の頭文字を取ったものです。アーク放電というものを使った光源で高輝度放電ランプとも呼ばれています。ハロゲンと比べるとエネルギー効率は良い。
HIDライトは十分な光量になるまでに時間がかかります。点灯してから数十秒から数分程度まではしっかりとした発光にならないことが多いです。
しかし、寿命が長く消費電力が少ないため重宝されています。
LED
LEDとは発光ダイオード「light emitting diode」の略となっています。発光ダイオードとは電流を流すと光を発する半導体素子です。
LEDはHIDと比べて電気の立ち上がりが早いです。HIDが数十秒かけて立ち上がるところをLEDはすぐに立ち上がります。明るさはHIDに比べてやや劣るといったところでしょうか。ただ発光に関しては好みだともいえます。
消費電力が少なく寿命も長いのがメリットといえます。ハロゲンライトが約3年、HIDライトが約5年、LEDライトは15年程度は持つとされていますので、比較的かなりの長寿命だといえます。
ヘッドライトは今後どう進化していくのか

ハロゲンからHID、LEDと進化を遂げているヘッドライトだが、よりよい質のライトを求めて開発が続けられています。
その一つにレーザー光というものがあり、これはプロジェクターよりも光の広がりが少なく500m先まで照らすことが可能だという。
2020年の4月に周囲の明るさを検知して自動でヘッドライトが点灯するというオートヘッドライトが義務化され、更にこれからオートヘッドライトが普及していき、安心安全な夜間の走行ができることとなっていくでしょう。
CarZoot ヘッドライトクリーニング&コーティング

夜間の運転にはヘッドライトが欠かせません。ですから、ヘッドライトが汚れているようではいけませんね。ヘッドライトを綺麗にクリーニングしてから夜を気持ちよく走り出しましょう。
プロ仕様の黄ばみ、くすみ除去剤で新車の様な透明感が得られその美しさを長時間キープします。
初めてお使いになる方でもマニュアルが付いていますので安心してコーティングの作業に入ることができます。ぜひお試しになってみてください。
まとめ

ヘッドライトと一つとっても奥が深いですね。みなさんも夜間の走行には十分注意を払って運転してくださいね。
・夜間走行は基本的にハイビーム
・ハロゲン、ランプが交換式で熱量が高い
・HID、ハロゲンよりエネルギー効率が良いが、発光までに時間がかかる。寿命は長め。
・LED、発光までが早く寿命がとても長め。

夜を安全に走るために重要な部分だよ!