車のバッテリーが運悪く電圧不足を起こしてしまったり、バッテリー上がりが原因でエンジンが動かなくなることがあります。
そんな時にブースターケーブルを使用することによってエンジンを動かせるようにしたり、バッテリーそのものを交換したりします。しかし、どのようにブースターケーブルをつなげばよいのか分からない、バッテリーを交換する方法が分からない……という方、いらっしゃると思います。
今回は、車のブースターケーブルのつなぎ方やバッテリーの交換手順について解説していきたいと思います。
どんな時にブースターケーブルを繋ぐ?

ブースターケーブルはどのようなときに使うのでしょうか。
ブースターケーブルは、バッテリーがあがってしまいエンジンの始動が困難になった際などに、故障車と救援車をつなぎ故障車のエンジンを始動できるようにするすぐれものです。
ブースターケーブルを使って他の車から電力を分けてもらうことによって、動かなかったエンジンを始動させることができます。
ブースターケーブルを繋ぐ際の注意点
ブースターケーブルを使用するときには、気をつけなければならないことがあります。バッテリー上がってしまいにエンジンが指導できなくなってしまっても、焦ってブースターケーブルをつなごうとしてはいけません。
エンジンがかからなくなってパニック状態になる気持ちも分かります。ですが、事前にエンジンを切ってしばらくの時間おいてからブースターケーブルをつなぐようにしましょう。
また、ブースターケーブルをつなぐ前に確認作業を忘れないようにしましょう。電力を供給する側の車のエンジンが停止しているか、車内灯などの明かりも消してあるか確かめるようにしてください。
車の主要部分だけでなく、エアコンやワイパーなどのスイッチもOFFに設定しておくようにしましょう。
もしも確認することを怠って救援車や故障車のエンジンを切らないままブースターケーブルを繋いでしまうと危険です。火花が散って怪我や事故の原因になってしまう可能性がありますので充分注意するようにしてください。
バッテリー交換の目安
車のバッテリーはいつ交換するべきか判断がしにくいです。
しかし、バッテリーには保証期間が定められているため、その保証期間が過ぎそうになったぐらいの期間にバッテリーの交換をするとよいでしょう。
バッテリーの保証期間は、バッテリーを安全に使うことのできる時期に設定されています。大体のバッテリーの保証期間は、およそ2年~3年に定められていますが、バッテリーの種類によって多少異なってくるかと思います。
バッテリーの外箱などに記載されている保証期間を確認して、バッテリーの交換の目安を把握しておくようにしてください。

バッテリー交換の手順

バッテリーの交換はカー用品店やディーラーなどのお店に依頼してやってもらうこともできます。ですが、10mmのスパナさえあれば自分で交換することも可能です。
まずは、エンジンを止めてマイナスターミナルとプラスターミナルを外し、バッテリーを取り出します。そうしましたら、新しいバッテリーを装着し、ターミナルを緩まないくらいに締めたら完了になります。
自分で作業する際には、感電やショートによる事故や怪我が発生する危険性がありますので慎重に行わなければなりません。作業に慣れていない方や知識がない方などはお店で交換してもらうのがよいでしょう。
まとめ

ブースターケーブルのつなぎ方とバッテリー交換について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
これらの作業を行う際には危険が伴いますので、作業の際には怪我や事故などの原因につながらないように、充分気をつけながら行うようにしてください。
