バッテリーに不具合があると安心して運転できないので、どうせなら自分で交換したいと思っていませんか?ちょっと待って下さい。何も知識がない状態で行うと事故に発展する可能性もあります!
今回は、バッテリー端子の特性についてご紹介します。読めば、バッテリーについてより詳しく理解できるようになります。
バッテリー端子とは?

バッテリー端子とはバッテリーのボディに備え付けてあるパーツのことを指します。
バッテリー端子は単体で機能するものではなく、バッテリーターミナルで据え付けることによって配線ケーブルとつながりバッテリーとして機能することになります。
バッテリー端子には、プラス端子とマイナス端子の2種類が存在します。
バッテリーを交換する際は、プラス端子とマイナス端子の順番が大事になってくるので十分に注意してください。外す時はマイナス端子から、つける時はプラス端子から、と覚えておきましょう。

バッテリー端子の注意点

バッテリーの交換時は、バッテリー端子の取り扱いに注意しなければ事故にあったり車を劣化させることにもなります。
バッテリーを車体から外す時は、必ずマイナス端子側から取り外すようにしてください。マイナス端子が外せたら、次はプラス端子を外します。
新しいバッテリーと車体をつなぐときには、逆にプラス端子から装着します。できたら次にマイナス端子を装着します。自分で作業する場合には、必ず以上の順番を守ってください。怖がらせるわけではありませんが、順番を誤るとショートして感電する恐れがあります。感車が炎上し、ガソリンにでも引火しようものなら爆発することも考えられます。
バッテリーを自分自身の手で取り替えたことのない方や、バッテリーの取り替え作業、DIYに馴染みのない素人の方や一般の方は素直に専門家に依頼しましょう。
バッテリー端子の特徴
バッテリー自体は消耗品であり、端子も時間が立つと劣化します。時間が経つと、端子には垢や染みなどの汚れが付着してきます。
錆がでてきてしまうことも珍しくありません。バッテリー端子の周辺に白っぽい、または青っぽい粒子が散乱している場合はサビの可能性が高いので要注意です。実は、錆の原因はバッテリー液である可能性が高いのです。何らかの原因でバッテリー液が溢れている可能性があり、損傷が他の部位にも及んでいることもあるため、整備工場などで詳しく点検してもらいましょう。
点検につきましては、半年に1回程度行っておくのがおすすめです。車は自分の命を預けているものでもあるので、定期的に専門家に状態を確認してもらうべきです。
様々なタイプのバッテリー端子

バッテリー端子は1種類に限定されているわけではなく、大きさによる違いなどがあります。
Bタイプの端子と、C、D、E、F、G、Hタイプが混合した端子といったような種類もあります。
バッテリー端子を選ぶ際は車購入時についていたバッテリーを確認してください。型番などから性能を確認して、同様のものを選べば問題ありません。ただ、電装品などをカスタムで取り付けている場合は、バッテリー自体の能力も引き上げなければならないため、同じものだとバッテリー上がりの症状が出ることもあります。
カスタムしてもらった工場に、適切な種類のバッテリーを選んでもらいましょう。バッテリー端子には形の違いもあり、六角ボルト型のバッテリー端子や蝶ねじ型のものもあります。
また、同時に2本以上接続することができるバッテリー端子やプラスねじを利用しているバッテリー端子など、数え切れないほどの種類が存在しているのです。
形だけではなく、バッテリー端子のる材質もそれぞれ異なっており、無酸素銅からつくられているもの、黄銅鋳物や鉛からつくられているものなどがあります。
まとめ

バッテリー端子は、メーカーや会社によって異なるもの大きさが異なるもの材質が異なるものがあります。たかがバッテリー端子だとは思わずに、車に合わせて適切な物を選ぶよう心がけましょう。適切なバッテリー選びができれば車も喜んでくれるものです。
