久しぶりに運転をしようとしたときに、なんだかエンジンのかかりが悪いと感じた方は要注意です。バッテリー交換の時期が来ているのかもしれません。安全に車に乗り続けるためには、これを放置してはいけません。
ただ、なるべく車のバッテリーは長持ちさせたいものです。しかし、普段行っている行為が、バッテリーの寿命を短くさせている可能性があります。そして、バッテリーの交換費用がどのくらいかかるのか知らない方は多いです。交換費用は実は上がってきているので要注意です。
この記事では、バッテリーの寿命を短くさせないために注意すること、そしてバッテリーの交換費用が上がっている原因を解説します。是非参考にしてください。
バッテリー上がりの原因とは?

ここでは、バッテリー上がりの原因について解説していきます。バッテリーを長持ちさせるためにも、普段の行いが重要です。
ライトのつけっぱなし
搭載されているバッテリーはエンジン始動時などに必要な電流を短時間で放電する能力と、エンジンが始動しているときは発電機によって発生した電力を充電する機能をもっています。
長時間エンジンを止めたままライト類を点灯、オーディオなどを使い続ければ、バッテリーに蓄えられた電力が消費されます。そして電力がなくなるとバッテリー上がりの原因となります。
短距離走行ばかりしている
定期的に長くエンジンをかけることも重要です。一般的によくある勘違いとしては、車で5分のところにある近所のスーパーによく買い物にいくから安心というものです。
頻繁に使えば充電もしっかりされると思いがちですが、実際のところはそうではありません。実際にはバッテリーの充電は30分程度エンジンをかけっぱなしにしたり、できるだけ長い時間チャージしなければ、エンジン始動時に大きく失われたバッテリーの消費量を上回ること自体が難しいです。
短距離ばかり乗っていると逆にバッテリーの寿命を縮めてしまいます。平日通勤で車を使用していても、家から会社までの距離が短い人は要注意です。いつも車を使っているからと安心はできません。一週間に一回だけでも良いので30分以上運転するようにしましょう。

バッテリー交換の費用とは?

バッテリー交換の費用は最近上がっています。ここでは、その理由について解説していきます。
交換費用が高くなった理由
最近バッテリーの交換費用が高く感じる原因は、様々な種類の燃費を重視する車が増えてきたことが理由として挙げられます。実は燃費を重視するエコカーは、燃費をより良くするために専用のバッテリーが装着されているため、従来のバッテリーより高額になっています。
よって、以前乗っていた車でバッテリー交換したときの価格と比較すると、2倍以上になる場合もあるので、最近高くなったと感じる方が多くなっています。
アイドリングストップ車について
それなら、例えばアイドリングストップ車に一般のバッテリーを装着すればどうなるんだろう?と思われた方もいるかもしれません。一般のバッテリーを使用すると、アイドリングストップ機能を充分に使えないケースが出てきたり、専用バッテリーよりも早くダメになったりします。
1年ももたないと言われるくらいなので、結局は大損することになりおすすめはできません。
バッテリーは良いものを選ぼう!

この記事では、バッテリーの寿命を短くさせないために注意すること、そしてバッテリーの交換費用が上がっている原因について解説しました。車の性能が良くなれば、バッテリーの値段も上がってしまう事は仕方のないことかもしれません。
最終的には損する可能性もあるので、バッテリーは目先の価格に惑わされず、その車に合った良いものを選ぶことを心がけましょう。
