車を乗るのに大切なバッテリー。スマートフォンやパソコンなどの電子機器に当たり前のように付いているバッテリーですが、車にも必ずついています。
車のバッテリーは定期的に交換が必要で、交換時期を逃すと車の故障につながり、車が必要になったときにバッテリーが無く車に乗れないなんてことになりかねません。今回は、車のバッテリー交換の時期に見られるサインや電圧確認の裏技をご紹介いたします。
車のバッテリーの役割

車のバッテリーはスマートフォンや家電、パソコンのバッテリーと同じように、充電した電気を蓄え、問題なく物体を動かせるようにする、巨大な乾電池としての役割を担っています。スマートフォンやパソコンなどが充電器を使ってバッテリーに電気を溜めるのに対して、車の場合は走行中に電気を発電機で起こし、バッテリーに溜める仕組みになっています。最近の車は広範囲にわたり、いろいろな部品や装備で電気を使っています。
エンジンの中にガソリンを送る装置も電子化し、今まで手で回していた車の窓はスイッチひとつで開け閉めができるようになりました。
エアコンやオーディオ、ベッドライトやカーナビなどの装備を含め、今や電気がないと車は機能しないばかりか、エンジンさえも動かないのです。

バッテリーを交換しないとどうなる?

車のバッテリーを交換せずに放置していると、バッテリーの中の電力が空になってしまいます。現在の車は電気で動く部分が大半を占めますし、エンジンも電力が無いとかかりません。バッテリーの交換を怠ると、ある日突然車が全く動かなくなるという事態に陥ります。バッテリーは定期的に交換をしましょう。
バッテリーの寿命

車のバッテリーは平均で2~3年が寿命と言われています。車には必ず保証期間が付いており、保証期間も2~3年のものが多いようです。保証期間は、各メーカーが車のバッテリーを安全に使用できる期間として設けている期間です。もし3年以上バッテリーを交換していなければ、早急に点検をすることをおすすめします。
バッテリー交換を見極めるサイン

エンジンがかかりにくくなる
バッテリーの交換時期が近づいたときに一番わかりやすいのが、エンジンの不調です。エンジンがかかりにくくなってきたらバッテリーの容量が少なくなっている可能性が高いです。キーを何回も回してもエンジンがかからない場合は早急なバッテリー交換が必要です。
ヘッドライトの明るさが弱くなる
バッテリーが弱くなってくると、ヘッドライトが暗くなります。特にエアコンなど他に電気を使う装備と同時にヘッドライトを着けたときに暗くなるようなら、バッテリーの交換時期が近づいている証拠です。
車のバッテリーの電圧を確認する裏技

スマートフォンの専用アプリを使う
電圧計がなくてもスマートフォンさえあればバッテリーの電圧を確認できます。BattCheckは取付も簡単です。+と-の端子をバッテリーに繋ぐだけでスマートフォンに搭載されているBluetooth機能をとおして簡単に車のバッテリーの電圧確認をすることができます。気軽に電圧確認が出来るので女性もおすすめです。
ガソリンスタンドで電圧を測ってもらう
よっぽどの車好きでない限り、電圧測定器は持っていません。ガソリンスタンドでは電圧の測定も行っています。ガソリンを入れるときに依頼すればすぐに測ってくれるので、バッテリーの容量が気になる人は依頼してみましょう。
まとめ

今回の記事では車のバッテリーの交換時期のサインや、簡単に電圧を確認できる方法をご紹介しました。今後、テレワークや遠出には車が欠かせない時代になりつつあります。最近車に乗ってないという人や、住んでいる土地柄車は必須という人はこの機会にバッテリーの調子を確認してみてはいかがでしょうか?
