車のバッテリーが切れると非常に面倒ですが、バッテリーの寿命が判断できずに困る方が多くいます。バッテリーの寿命に気づかずに放置していると、様々なトラブルが生じます。
バッテリーの寿命を確認することで、適切なタイミングで交換することができます。予測可能な方法をについてご紹介しますので、気になる方や車の運転の初心者の方はチェックしてみてください。
車のバッテリーに関する基礎知識

車のバッテリーはエンジンをかける際に、最も電力を消費します。また、バッテリーの電力は車のエアコン、ライト、カーナビなどに使用されます。
エンジンがかかっている場合は電力を作りだすことができますが、発電できずバッテリーの自然放電に頼る場合は、大きな負担がバッテリーにかかります。

車のバッテリーの寿命の確認方法

バッテリーの劣化を予測できず、劣化の症状が出てから困るケースがあります。バッテリーは使用頻度、使用環境によりどの程度持つかが変わるので、一慨に決めることはできないですが、確認方法はあります。
エンジンをかけた際の症状を確認する
エンジンをかける時は、電力の消費量が大きいです。エンジンをかけた瞬間が、バッテリーの状態を確認するのに適したタイミングです。寿命が近づいていると、エンジンがかかりにくなったり、エンジンのかかり方が不自然だったりします。
エンジンをかけることができれば、車自体は動かせますが、バッテリー交換のサインとして早めに交換を検討しなければなりません。
バッテリーの液の色を確認する
バッテリー液は基本的に無色透明となっています。バッテリー液を確認し、バッテリー液が濁っている場合は、バッテリーの寿命が近づいているサインです。
バッテリー液は希硫酸なので、バッテリー液を確認する際は手や眼に付着しないよう注意が必要です。
バッテリーの使用年数がヒントになる
バッテリーの寿命は使用環境、使用頻度によっても異なりますが、長くても4年程度と考えられています。そのため、バッテリーを長期間使用している場合は、そろそろ寿命なのではないかと、気にかける必要があります。
バッテリーをどの程度使用しているか分からない場合は、記載されてある製造年月日が目安になります。バッテリーに通常記載はありますが、年月がたつと、文字が見にくくなる可能性があるため、新しいうちに写真をとって保管しておくのがおすすめです。
バッテリーの比重をチェックする
バッテリーの比重をチェックすることで、寿命を確認することができます。バッテリーの比重を測るには、比重計を使用します。比重で確認できるのは、バッテリーの充電状態です。
バッテリー液がどの程度減っているか、どの程度濁っているかが、比重の数値として表れます。比重計の数値が良くない場合は、バッテリーの交換を検討する必要があります。
比重に関しては、道具が必要ですが、道具を揃えるのが面倒という場合は、専門店やガソリンスタンドで確認することができます。
そこで寿命が近づいていることが分かったとしても急いで交換する必要はないので、しっかり検討することが大切です。
車のバッテリーの寿命を確認し、早めに対処しよう

いかがでしたでしょうか?今回は、バッテリーの寿命確認方法について紹介しました。バッテリーは消耗品なので、長期間使用している場合は、定期的な交換が必要です。完全に寿命がくると、エンジンがかからないなどのトラブルが生じますが、運転している最中に急に車が止まったり、エンジンがからなくなったりはしません。
そのため、必要以上に慌てなくても良いですが、バッテリーの寿命が近づいているのを早めにキャッチし、バッテリーの交換を検討することで、お得に交換できます。焦らずに対処することが大切です。
