外出先などで、バッテリーが上がってしまいエンジンが動かなくなって困ってしまった……なんて経験はありませんか?
いざというときにバッテリーを復活させられる道具が車に積んであると、困ったときに役に立ってくれるでしょう。今回は、ブースターケーブルの使い方について解説していきたいと思います。
ブースターケーブルとは?

ブースターケーブルとは、バッテリーなどのトラブルによってエンジンが始動できなくなってしまった時に使用する便利な道具です。
では、ブースターケーブルを使う場面や使い方について具体的に説明していきたいと思います。

ブースターケーブルを使う場面

ブースターケーブルはバッテリー上がりなど、バッテリーがトラブルを起こしたことによってエンジンが動かなくなってしまったときに役立ちます。ブースターケーブルを使うことによって、動かなくなったエンジンを始動させることができます。
ただし救援車という故障車に電力を供給するための車が必要になります。他の車から電力を分けてもらうことでエンジンが動くようになっています。
ブースターケーブルの使い方
ブースターケーブルを使うときには、救援車の存在が必要不可欠になります。電力を供給する側はなんでも大丈夫です。排気量が故障車と同じくらいの車を救援車にするとよいでしょう。
ほとんどの人が携帯電話を持っていると思いますので、ご友人や知人の方に連絡して頼むか、第三者に協力してくれるよう頼んでみるのがよいでしょう。ただし、第三者に頼む場合は、必ず協力してくれるとは限らないので注意してください。
どうしても救援車が見つからない場合は、JAFやカーバッテリー110番、ロードサービスなどに連絡してエンジンが動かない旨を伝えるようにしてください。救援車が見つかりましたら、故障車と救援車のエンジンや車内灯などの明かりのスイッチをすべてOFFにしておきましょう。
エアコンやワイパー、ハザードランプなどのスイッチを切るのも忘れずに。スイッチをOFFにしましたら、双方のボンネットを開いておきます。このとき、救援車はケーブルの長さが足りるように、適切な位置に車を停めておくようにしてください。
準備が整いましたら、ケーブルのクリップを故障車のバッテリーのプラスターミナルとマイナスターミナルにそれぞれつなぎ、救援車のエンジンを指導してください。
そうしましたら、黒いケーブルの反対側のクリップを、バッテリーが上がり、エンジンが始動しない側の金属部分につなぎ、数分放置します。
その後、故障車のエンジンが動くかどうかを確かめてください。エンジンが動いた場合には、成功となります。ケーブルを外すときには、ケーブルを装着したときの逆の手順で外すようにしましょう。
まとめ

ブースターケーブルの使い方について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。ブースターケーブルはカー用品店やホームセンターといったお店で売られており、誰でも購入することができます。
困ったときのために、市販のブースターケーブルを購入して車に積んでおくと、いざというときに役に立ってくれると思います。ただし、ブースターケーブルでは救援車がいないとエンジンを動かすことができないのがデメリットです。
ブースターケーブルの代わりにジャンプスターターを使うという方法もあります。ジャンプスターター使えば、自分の車だけでエンジンを動かすことができるのでおすすめです。
ブースターケーブルを使って動かなくなってしまったエンジンを始動させる際には、怪我や事故を起こしてしまう可能性があります。初心者の方などは、充分に気をつけた上で作業を行うようにしてください。
