さあ今からドライブしよう!と車に乗り込んだら、車のバッテリーが上がってしまっていた!そんなときはどうすればよいのでしょう。ハザードランプやルームランプのつけっぱなしをしないよう普段気を付けていても、ヒューマンエラーは起きてしまうもの。バッテリーが上がったときの対処法を紹介していきます。
そもそもどうしてバッテリーが上がるのか

バッテリーが上がってしまう原因は何なのでしょうか。
その原因は、バッテリーに蓄えられている電力量を上回ってしまうからだと言われています。どんな人がバッテリー劣化に注意すべきか見てみましょう。
めったに車に乗らない・運転しない
・ちょっとした買い出しにしか車にならない
・県をまたぐドライブなどの長距離運転はほとんどしない
・走行距離も年間で1万キロにも全く及ばない
といった場合、走行してもバッテリーが充電できる時間がかなり少ないため、十分な電力を充電できないのです。ご存知ですか?バッテリーの充電って、運転によって充電されることを。当然知っている人がほとんどですが、車にあまり関心を示さない女性などは、あまり詳しくないという人がほどんどなのです。
せっかくの愛車をバッテリー機能の低下でさっそく交換なんてもったいないです。できるだけ走行距離を伸ばして、充電しましょう。
ランプやハザードランプをうっかり消し忘れてしまった
・駐車するのにハザードランプを付けて後続車に合図をするとき
・探し物をするのにルームランプをつけるとき
そのまま放置して車からはなれてしまう…なんてことまれにありませんか。
特にやってしまいがちなのは、やはりハザードランプでしょうか。ほとんどの場合が、すぐ思い出せるのですが、うっかり!なんてこともあるのです。
ロードサービスを呼ぶと多額のお金を請求されることもあるので、そうならないようにも車から離れるときは一度振り返って車の状態を確認することをおすすめします。うっかりさんは特に気を付けましょう!

どんな症状が起こるのか

ある日突然車がびくともしない…。
バッテリーが上がるとどんな現象が起きるのでしょう?
エンジンがスタートしない
当然ですが、エンジンを回すほどの電力を失ってしまっているので、スタートボタンを押してもなんら反応はしません。もしかしたらパニックになるかもしれませんが落ち着いて行動してください。どう対処すべきか対応法を身に付けておけば、混乱せずに冷静に判断することができます。
緊急の対処法2選

もし万一バッテリーが上がってしまっても、慌てずに行動できるよう、2つの対処法を紹介します。しっかりと心に留めておいてください。そしてJAFを呼ぶ前に、まずは自分でできることを試してみましょう。
対処法①ほかの車の電力を分けてもらうため救援車を呼ぶ
車が全く動かなくなったらまず最初にすべきことは、家族や友人の車を持ってきてもらうことです。いわゆる救援車とよばれるのですが、エンジンが回せるほどの電力を回復させるのに必要になります。他人の電力をおすそ分けしてもらうのです。
電力を分けてもらうとき、赤と黒の特殊なケーブルが必要になるので、こちらは事前に準備しておく必要があります。
①赤色のケーブルを両方の車のプラス端子に繋ぐ
②黒のケーブルは救援車のマイナス端子に、もう一方はバッテリーが上がった車のエンジンなどのへ接続
電力がある程度回復したら、ゆっくりと試運転してさらに電力の回復をさせましょう。バッテリーは運転によって充電されるので、試運転はとても大事です。
対処法②蓄電機能のあるジャンプスターターで充電する
ジャンプスターターという機械はご存知ですか?もし近くに救援車がない場合に、この機器があればバッテリーの電力回復を促すことが可能なので、こちらの機械も事前に用意しておくと良いでしょう。
一人でできるので誰にも迷惑をかけずに済みます。付属ケーブルも先ほどご紹介したやり方で接続していきます。
緊急の対処法まとめ

車を動かそうとしたらエンジンがかからない!やってしまった!とバッテリーが上がったことが分かったら緊急の対処法をまずは試してみてください。どうしても手元に何もない場合は、ロードサービスを利用し、あるいはバッテリーを新品に交換しましょう。古くなったバッテリーを使い続けたら、また同じ現象が起きてしまうかもしれません。
まずは家族や友人に頼んでみましょう!そしていつ何時何が起こるかわからないのだと認識したうえで、ケーブルなどの準備はしておくと良いです。
