私たちが日常生活を送っていれば、当たり前のように街中で見かける自動車。
今や自動車とは、生活にとって欠かせないものとなりつつあります。かっこいいスタイリッシュな車や、可愛らしいコンパクトカーなど、沢山の車種があることをあなたもご存じかと思います。
それらを自分のものにしたとしたら、ちょっとくらいはかっこいい飾りつけでもしたいなと思うのが心情というもの。
手始めにナンバープレートでも折り曲げて、ちょっとだけ他の人の車と差をつけてみようかな?実はこれ、絶対にやってはいけないNG行為です。今回は自動車のナンバープレートについて説明します。
ナンバープレートって折り曲げたらだめなの?

結論から先に言うと、ナンバープレートは絶対に折り曲げてはいけません。そもそもナンバープレートが何の為に自動車に備え付けられているのかというと、事故や犯罪が起こってしまった時に素早く対応するためなんです。
いざという時にナンバーがわからないので警察が対応できない。といったことになってしまったら困ってしまいます。ですので、道路運送車両法に基づいてナンバープレートは正しく装着することが我々には義務付けられているのです。
手でちょっとだけ曲げてみた!という場合でも50万円以下という非常に大きな罰金に処されてしまいます。ほんの少しの茶目っ気のせいで大きな罰金を支払う羽目になるのは誰だって避けたいもの。繰り返しになりますがナンバープレートは絶対に折り曲げてはいけません。

ネットで見かける豆知識は誤った情報かもしれません

ナンバープレートの折り曲げ行為についてインターネットで検索してみましょう。たまに「後ろの車から見える範囲であれば大丈夫」などといったことをおっしゃる方がいらっしゃいます。これは決して正しい情報ではないので、鵜呑みしないよう注意してください。
平成28年4月1日よりナンバープレートの表示義務が明確化されました。それ以前まではぼんやりとしていた基準が細かく決められたのです。その基準の要項の中に「折り返されていないこと」という文言がはっきりと記載されており、国土交通省のHPでも確認することが可能です。ちょっとくらいなら大丈夫、という甘い言葉に騙されないようにしてください。
じゃあ、ガードをつけるのは大丈夫なの?
「ナンバープレートって大切なものなんだ。じゃあ曲がらないようにカバーをつけて保護しよう!」スマートフォンやタブレットなど、自分の持ち物に保護フィルムなどを張り付ける文化が広まった昨今、そういった発想にたどり着く方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、これも実はNG行為です。ナンバープレートにカバーなどをする行為も明確に禁止されています。例え無色透明でナンバープレートが見えにくくならないようなものであっても違反になってしまうのでガードなどもつけないようにしてください。
走行中に布で覆う、シールを貼るといった行為も許されていませんので行わないようにしてください。
国土交通省のHPはコチラから
まとめ

いかがだったでしょうか?今回は自動車のナンバープレートの折り曲げや装飾について説明しました。折角高いお金で購入したご自身の愛車…かっこよくしたい!可愛くしたい!というのは当然の欲求かと思います。
しかしだからといってナンバープレートに手を加えるのは厳禁であることをご理解いただけたかと思います。後部座席に可愛らしいキャラクターもののクッションを置いてみるなど、定められたルールの範囲内で自分らしさを出すようにしてください。
自動車そのものを美しく保っていれば、ナンバープレートにデコレーションなどなくとも非常に見栄えがよくなります。CarZoot社の『育艶-IKUTSUYA』は施工のたびに艶を重ね、どんどん車体を美しくしてくれるコーティング剤です。
その効果は展示車両やモーターショーでも採用されるほど。あなたの愛車にもぜひお試しください。ツヤツヤと輝く車体には、真っすぐのナンバープレートこそが相応しいと実感させてくれるはずです。

何が違法になるか知っておいてね!