豊田通商がケニアで新型ハイラックスのラインオフ実施する!どんなことなの?

   
 

3月11日から豊田通商が、ケニアで販売するトヨタ製「ハイラックス」のモデルチェンジを実施して、生産委託先Associated Vehicle Assemblers Ltd. (AVA)でラインオフを開始しました。

今回は、このニュースについて解説していきます。

ハイラックスのノックダウン生産を開始

豊田通商が実施したのは、ケニアで販売中のトヨタのピックアップトラック・ハイラックスのモデルチェンジと、生産委託先であるAssociated Vehicle Assemblers Ltd. (AVA)でのラインオフです。

ラインオフとは、工場での生産工程が全て終わったことを言っていますが、この段階で生産管理用の端末に車体番号が入力されることになります。

豊田通商は、AVAに「ランドクルーザー」と「日野トラック」の生産を委託していましたが、2019年10月25日から「ハイラックス」のノックダウン(車両組み立て)生産を開始しケニア国内で販売していました。

モデルチェンジしたハイラックス

ケニアは、経済情勢は安定しており需要を着実に伸ばし、生産開始してから生産台数は1,000台ほどになっています。

今回、その好調さを受けて、ハイラックスをフルモデルチェンジしたのですが、ピックアップトラックとしての堅牢さ・力強さを全面に押し出し、乗って走る楽しさをアピールしたシルエットに変更されたのです。

エンジンも改良され、リアコンビネーションランプをLED化、路面状況に応じて自動的に最適なトルク配分を行なうLSD(Limited Slip Differential;差動制御装置)も新型を採用して、安全機能の充実させて各性能を強化しています。

豊田通商は、2019年1月にトヨタからアフリカにおける営業業務の全面移管されて、アフリカでの取り組みを強化しており、積極的なノックダウン生産を拡大していますが、その中で、今回のモデルチェンジのハイラックスの販売に大いに期待が寄せられています。

ノックダウン生産とは?

ところで豊田通商が推し進める「ノックダウン生産」とは、どのような生産方式なのでしょうか?

ノックダウン生産は、製品に必要な全部の部品を生産販売している国の企業から輸入して、部品を組み立て製品を完成させて現地や周辺の国で販売する方式です。

製品の種類によってはメイン部品だけを輸入して、その他の部品は現地調達で製品を組み立てるケースもあります。

製品を完成させる工場は、製品メーカーが進出して現地に工場を建設するケースや現地の他メーカーに委託して製品を完成させるケースの2種類があります。

特に自動車業界においては、部品の現地調達する場合、自動車メーカーの関連部品会社が現地に進出することが多いのが実情です。

現地の企業で部品調達をすることは、あまり多くはありません。

このノックダウン生産は、2種類の方法があると言いましたが、具体的には「CKD」と「SKD」の2方式に分けられます。

CKD生産

CKD(Complete Knock Down:完全ノックダウン)生産は、 車の主要部品を1から組み立てたりと、車に必要な構成部品を全て現地工場で製造する方式です。

しかし、マニュアルに沿った部品組み立てるのスペース確保や熟練スキルが求められるために、現地生産工場への設備投資、作業人員に一定レベル以上の技術力が必要となります。

SKD生産

SKD(Semi Knock Down:セミ ノックダウン)は、エンジンや 駆動系、 サスペンションなど大きく主要コンポーネントを組み立てた状態で、シャシーやボディも完成した状態で、各々を部品単位として輸入し、現地工場でそれらを組み立てて製品として完成させる方式です。

製造ラインとマニュアルが揃っていれば、比較的簡単に製造することができるために、発展途上の国で採用されています。

ノックダウン生産のメリット

豊田通商が現地でのノックダウン生産に力を入れていることで、いくつかのメリットがあります。

提供する企業側のメリットとしては、部品を輸送し、現地の安価な労働力を組立てでトータル的なコスを削減できるできることや、完成品より部品が関税が安くなる点があります。

また、提供を受ける企業側では、高度な技術部品が調達できて高い技術や生産技術を習得することがメリットして挙げられます。

このようなメリットを総合的に考慮して、同社でもノックダウンを進めているのですが、今回のハイラックスもコスト的にも魅力の高い車として、堅実な販売に結び付いていくものと思えます。

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