あなたは2020年の景気をどう判断しているでしょうか？世界中のどの業界も不況で倒産寸前だとの見方が一般的かもしれません。実は、その認識は少し間違えていて、自動車業界などにとっては、そんなに悪い1年ではなかったのです。
今回はどうして自動車業界はそんなに落ち込まなかったのか？について詳しく解説していきます。
2020年は本当にどの業界も景気が悪かったのか？
2020年に起こった新型コロナウイルス感染拡大の影響で、様々な業界が不況に苦しみました。特に影響を受けているのは、「鉄道」「航空」「旅行」「飲食」などの業界です。個人経営の飲食業は廃業のペースが全く落ちないほどに厳しい状況となりました。
ただ、本当に全ての業界が不況で総倒れだったのか？というと、そうでもありません。例えば、中食が増え「スーパーマーケット」「ドラッグストア」などは、集客力が上がりました。
またリモートワークの増加で「家電量販店」「ホームセンター」なども業績は良かったのではないでしょうか？ニュースではあまり報じられませんが、景気が良い業種もかなり多岐にわたるのです。
どうして、自動車業界はそこまで落ち込まなかったのか？
そんな中で、自動車業界も2020年の景気はそこまで悪くなかったと言われています。確かに2020年の前半はコロナウイルス感染拡大の影響で、どのメーカーも減益が続きました。しかし、2020年の後半になるとどのメーカーも一気にV字回復を始めたのです。
挙げられる理由としては、中国が早々にコロナウイルスからの復活を表明したことでしょう。富裕層に自動車が売れ始めます。また、アメリカでも電気自動車の需要は高まりつつあり、富裕層に販売が好調です。
また、日本では今まで電車通勤していた方が、リモートワークで自宅勤務となり、移動手段に使いやすい安価な中古車が売れていました。さらに、密になりにくいアウトドアで使うSUVなども好調を維持したまま推移していたのです。
ということで、自動車業界はそこまで大きな影響を受けなかったのではないかと、予測されます。
今後の自動車業界はどうなっていくのか？
今後の自動車業界の目玉は何と言っても、電気自動車の普及です。世界各国は2030年代までに電気自動車を普及させようと必死になっています。電気自動車の普及を上手く活用して、V字回復を目指すメーカーが殆どでしょう。今後に期待大です。
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というわけで、今回は2020年には実は独り勝ちしていたのは自動車メーカーではないのか？という内容について、詳しく解説してきました。一時的な落ち込みはありましたが、見事にV字回復したメーカーだといえるでしょう。
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