
「コーティングをした所なのに事故を起こしてしまった・・・」
そんな経験はないでしょうか?
事故にあった、事故を起こしてしまった、車をぶつけたり擦ってしまった時に
自動車保険でコーティング代まで補償してもらうことはできるのでしょうか?
答えは「可能」です!!
ただし次の3点の条件がそっていないと補償対象外になりますのでその3点について
説明します。
コーティング代を自動車保険で補償する3つのポイント

コーティングの施工証明書や保証書がある。
まず重要になるのは、コーティングの施工証明書や保証書があることです。
なぜなら、コーティング施工の有無は見た目では判断が出来ないからです。
保険を使って再施工するには、事故の前にコーティングが施工されていたことを
明らかにしないといけないため、これらの書類が必須になります。
記載漏れは補償対象外
せっかく施工証明書や保証書が手元にあっても、施工日や施工店などの記入漏れが
あると、自動車保険の補償対象外になることがありますので
しっかりと記入事項は確認しましょう。
施工証明書や保証書が発行されていない場合
先ほど書いた記載漏れはもちろんの事、そもそも発行されていない場合も
補償で再施工は出来ません。
しかし、コーティング施工店に残っている伝票などによっては施工の事実を証明
できる可能性はあるので、施工店と保険会社に確認をしっかりしましょう!
コーティングの保証期間内である
つぎのポイントは、コーティングの保証期間内であることです。
これはコーティングが残っていた、効果が持続していたことを示すものです。
保証期間を過ぎていた場合には再施工できない可能性があります。
保証期間内でもメンテナンスが必要
例えば3年保証と謳っているコーティングでも、その詳細を確認すると
1年に1回有料メンテナンスを受けていた場合に限り3年間保証するといった
内容のものも多くあり、そのためメンテナンスを受けていない場合にはコーティングが保証されないため自動車保険での再施工が認められなくなります。
施工店でメンテナンスを受けていた場合もその記録が必要になります。
長期保証のコーティングには要注意
コーティングの種類や施工店によっては10年間の長期保証がある場合がありますが、
10年間もコーティングが持続しているとは認められにくいのが現状です。
このあたりは保険会社の判断になりますが、保証がついていても5年以上は
認められないケースがあるようなので保険会社に確認するなど注意してください。
自動車保険に加入している
交通事故の場合、相手方の過失が100%であれば、相手方の自動車保険によって
車の修理ができるため、加入している自動車保険を使う事はありません。
ただし、あなたにも過失があれば、その過失分は相手方から補償されません。
もし自動車保険に加入していなければ、全てが実費になりますので注意しましょう。
自損事故の補償には自動車保険が必要
自損事故の場合には自動車保険に加入していなければ補償されません。
また対物賠償の場合は対象外となるので注意してください。
自動車保険の補償範囲の確認
自動車保険には補償範囲が限定されているタイプもありますので、
加入している保険の補償範囲を確認しましょう。
保険を使ってコーティングを行う必要まとめ

自動車保険でコーティングを再施工するには、
・施工証明書や保証書がある。
・保証期間内である。
・自動車保険に加入している。
以上上記3つのポイントをしっかりと押さえてくださいね。
保険会社の担当者や修理業車等としっかり相談してから再施工していただくと
尚いいですよ。