普段信号待ちなど何気ない場面で、ふと前を走る車のナンバーが目に入ることはありませんか?特に4桁全て同じ数字や一桁のみ、または4649(ヨロシク)などつい読み方に意味を持たせてしまうナンバーによくあるのではないでしょうか。自分の車を持つようになると芳香剤のような小物からホイールなどの外装まで十人十色でこだわりを持たれると思います。今回はナンバープレートの数字にこだわりがあるドライバーに向けて希望ナンバー制度をまとめました。
ルールについて

希望ナンバー制度に限らず、ナンバープレートについては一般財団法人自動車検査登録情報協会(略省は自検協)が行っています。全てのドライバーが全ての番号の組み合わせから自由に選べるというわけではありません。また、自動車の種類によって、地域によってもルールがあり、申し込み方法に関しても複数の選択肢があります。ご自身に合ったものを選択しましょう。

制度を利用できる場合
- 新規登録時(新たに車を購入など)
- 管轄の変更を伴う名義変更や移転登録、転居による住所変更を行う場合
- 現在のナンバープレートが破損、汚損した場合
対象となる車は、登録自動車と自家用軽自動車です。(二輪自動車は除く。) そのため、会社を経営されている方が社用車のナンバーを決める事も可能ですが、社用車が軽自動車(ナンバープレートの色が黄色)であれば対象外です。また、例えばオートマ限定や交通違反の有無など運転免許証の種類、一人何台や何回といった事も関係ありません。
※登録自動車とは、車検証に記載されている「自動車の種別」が「普通」、「小型」、「大型特殊」のいずれかの車両を指します。
番号について
- 4桁以下のアラビア数字(1〜9999)の部分のみ
- 地域名表示・分類番号・ひらがなは対象外
- 希望番号には抽選対象希望番号と一般希望番号とがある
番号は、4桁以外の場合、0001、0111などの表記は不可となっており、・・・1や・111といった表記になります。(数字の中央寄せや左寄せも不可です。) また、ナンバープレートにはペイント式と字光式と2種類あり、申告時に選べるようになっています。字光式は夜間走行時に緑色に光って表示されるもので、これを選択した場合、照明器具の別途購入、取付けが必要となります。
抽選対象希望番号は、1や777など特に人気が高いため、当選すれば交付される番号です。全国一律に指定された14種類の番号と、地域別(特定地域名表示)に限って追加された番号になります。そのため種類の数は地域によって違い、また登録自動車と軽自動車によっても変わってきます。毎週日曜日21時までに申し込みを受け付け、翌月曜日にコンピュータによる抽選を実施します。
一般希望番号については、抽選対象希望番号以外とも言えますが、分類番号やひらがな全てのパターンにおいて使用されている状態(払い出し)であれば取得することはできません。自分の希望する番号の状況確認には、一般社団法人 全国自動車標板協議会のサイトにて確認できます。
申し込みについて
- 窓口(希望ナンバー予約センター、軽希望ナンバー予約センター)
- 郵送、FAX
- インターネット(e-ナンバーサービス)
申し込みは上記の通り3つの方法から選択できます。窓口に関してのみ登録自動車、軽自動車によって分かれていますので、注意が必要です。また、ディーラーなどで代行申し込みを扱っている場合もありますが、手数料等を上乗せされる事もありますので、金額の確認の上申し込みされる事をお勧めします。
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おわりに

ご当地ナンバーや2020東京五輪記念ナンバーなど、最近はナンバープレートはデザインの注目が高いですが、希望番号制度も愛車をさらに輝かせたり、車内での会話を盛り上げるアイテムとなります。インターネット時代でパスワードの設定など数字の羅列を考えなくてはいけない場面が多くなりましたが、ナンバープレートの番号は秘密にするものではなく見せるものですので素晴らしいですね。

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