私たちの生活では、様々な分野において、日々技術の向上がなされています。例えば、パソコン一つとっても、現在の安価なパソコンのスペックは、10年前に発売されたハイスペックパソコン同様の性能だったりします。
それは、自動車であっても同様であり、特に自動運転に至っては、それこそ10年前には話題にもあまり上がっていませんでした。
今回は、自動運転についての簡単な解説や、神戸市に出来た新しい施設について軽く触れていきたいと思います。
神戸市に世界初の施設が誕生

この度、神戸市にて世界初となる施設が誕生しました。それは、自動運転の弱点である天候不良時の再現実験が出来る施設となります。
そもそも、自動運転はまだまだ完全なシステムとは言えず、一口に自動運転と言っても、レベルによって異なります。レベルについては後述しますが、レベル3以降となると、ほぼ手放しにて自動運転が可能となります。
ただし、自動運転と言っても、そのシステムには脆弱性があり、雨や雪などの天候不良時には作動しないなど、条件付きのものになります。
当然、メーカーは様々な試験を通し、日々改善に努めているわけです。しかし、雨ならともかく、雪となっては冬にしか降らないこともあり、スケジュールの遅延などで機会を逃してしまうと、翌シーズンまで待つしかないなどの問題があります。
そのような技術者の声を反映したのが、神戸に新しく建設された再現実験ラボになります。これによって、今後は季節や天候に関係なく雨天や降雪時の試験が出来るようになり、自動運転技術の更なる向上に期待が高まります。
自動運転とは

自動運転とは、その名の通り目的地を設定するだけで、誰かが運転することもなく目的地に辿り着けることを目標とした技術です。ただし、ドライバーが全く運転をしないわけではなく、部分的なアシストに関しても広義では自動運転とみなしています。
自動運転レベル別
どこまで自動運転してくれるかは、主にレベルによって分けられており、今のところはレベル0~5まで定められています。
レベル0では、アシスト機能はなく、完全にマニュアル運転になります。よって、自動運転とは呼びません。
レベル1と2では、部分的にアシストが入ってきます。レベル1では自動ブレーキや前の車に付いて走るオートクルーズ機能(以下ACC)、車線からはみ出さない機能(以下LKAS)を一つでも備えている車両が対象となります。
レベル2になると、特定条件下にてACCとLKASの組み合わせによる、車線をはみ出さず、前の車に追従する機能が備わったりします。又、高速道路では合流や追い越しなどを自動で行ってくれるようになります。
これがレベル3になるとガラっと変わります。レベル3にもなると、条件付き自動運転となり、ドライバーはシステムが要求した時のみ運転するだけになります。
レベル4では、特定条件下において、ドライバーが運転する必要がなくなります。そして、レベル5になると、完全自動運転化となり、人の手が不要になります。
特定の条件というのが、天候不良などでセンサーが上手に働かない状況を指すものであり、実際に想定される天候にて、実験を行う必要があるのです。
この度の、神戸の施設を皮切りに、新しい施設が今後も登場すると思われます。自動運転技術の更なる向上により、人為的ミスによる事故も減ることになるでしょう。
ドライバーがハンドルを握らなくなる時代が、もうそこまで来ているのかもしれません。
今回は、自動運転についてお話しました。どんどん世の中が便利になる一方、より一層車両管理や日々のメンテナンスが重要になってきます。特に、自動運転ではセンサーの感度が大切になってくるわけですが、ガラスを介して作動するセンサーなどには撥水剤が非常に有効になります。
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自動運転だけでなく、視界確保にもガラスの撥水はとても有効な手段であり、梅雨時期には重宝すること間違いありません。是非お試しください。