皆さんが普段自動車で公道を走る時、信号に従って走行されると思います。赤、黄、青と順番に点灯する信号機はわかりやすいですが、矢印がついているものもあります。
あれ、ちょっとややこしく感じて勘違いされる方もいらっしゃるんです。今回は赤信号での矢印マークについて私と復習しましょう。
赤信号の矢印

車を運転していると、画像のような『赤信号+青色矢印』が表示される信号に出会ったことがあるかと思います。こういった単純な3色で構成されておらず、矢印も使って交通を管理する信号を『青矢印信号』と呼びます。
赤信号と青矢印が表示されている時、信号は『自動車は停止、ただし矢印方向への進行は可能』という指示を出しています。画像のように赤信号と左および前矢印が表示されていたら、『右折は出来ないが直進と左折は可能』ということになります。
こういった少しばかりややこしい表示は、単純な3色表示だけでは交通を捌ききれない交通量の多い道路を円滑にするための対策として設置されています。

青矢印信号の注意点
こういった青矢印信号に関して「見たことある!」と仰って下さる方もいれば、「見たことないけど…?」と仰る方もいらっしゃると思います。それは実は当然のことで、地域によって道路の交わり方や交通量が異なるため、交通量の少ない地域にお住まいのドライバーの方にとっては馴染みのないものなのです。
「教習所で習った気もするけど、随分昔のことだし覚えてないなぁ…」という方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
しかし、もしあなたが青矢印信号に馴染みのない方であったとしても、交通量の多い都心などに旅行に行かれることもあるかもしれません。
その際に
・赤信号だと思って停車。しかし進行可能な状態であったため減速することなく進んできた後続車と衝突した。
・右折可能だと思って右折したが、右折は出来ない状態であったため対向車がきており衝突した。
・矢印が出ることを見込んで直進したが赤信号になり、交差点内に侵入して停止してしまった。
といった事態になってしまうと信号無視に該当する可能性があるため、十分な注意が必要です。
青矢印信号をあまり見かけたことがない方は勿論、日常的に見かけている方も再度確認して頂きたいと思います。
信号無視の罰則

さて、前項でちらっと触れた信号無視ですが、信号無視とは道路交通法第7条に違反して罰せられます。信号無視の車両に関する罰則は『違反点数2点、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金』となります。
なおこれは交通反則通告制度の対象になっています。これは信号無視を行った場合のみで、万一交通事故により人身事故を起こした場合は、被害者の負傷の程度によってさらに大きな罰則を受けることになります。
また、スマートフォン等を操作、注視することで信号事故に繋がった場合もより大きな罰則を受けることになるので絶対行わないようにしましょう。
最後に

いかがだったでしょうか。今回は青矢印信号について説明しました。
事故の例や罰則等、恐ろしい話をしましたが、要するに『矢印方向には進んでもOK!』というものです。
しっかり事前に確認しておけばそれほど怖いものではないことをご理解いただけるのではないかと思います。皆さまにおかれましても、交通ルールはしっかり守って安全第一でカーライフを楽しんでください。

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