災害対策トレーラーって一体何だろう?どんな場合は活用されるの?

   
 

日本は、地震・台風と多くの災害に見舞われる災害大国です。

避難所生活を強いられ仮設住宅でのストレスを半端なものではありませんが、2016年に発生した熊本地震も記憶に新しいことです。

そのような中で、脚光を浴びている災害対策トレーラーについて解説していきます。

災害対策トレーラーとは?

トレーラー、いわゆるトレーラーハウスは、タイヤのついたシャーシ上に小型の住居スペースが乗っているものです。

今、流行しているキャンピングカーと異なり、移動するには車に牽引する必要があります。

このトレーラーは移動ができますが、移動先で住宅・店舗として活用することかできます。

それを被災地民が仮設の住居として使われているのが、災害対策トレーラーです。

プレハブとの相違点

仮設用住宅と言えば、すぐに思い浮かべるのは、プレハブ式仮設住宅でしょう。

しかし、プレハブ仮設の場合、1つのエリアに大量の戸数を建設することができる点が特徴です。

その点で言えば、多くの被災者が仮住まいする点で、とても考え抜かれた優れた設備と言えます。

しかし、プレハブ仮設には欠点もあります。

風水害などで住宅密集地や集合住宅が被災した場合は、仮設住宅を一戸建の庭先に建てるというとが、物理的に不可能です。

そのために、自治体が所有する土地を確保して、長屋形式のプレハブ仮設を建設することになります。

限られた土地で大量の戸数が必要となる場合、プレハブ仮設住居は大きな力を発揮するのです。

しかし、一戸建ての敷地内にプレハブ仮設を建設するとなると、コストが高くなってしまうデメリットが出てきます。

このようなケースにトレーラーハウスが威力を発揮してきます。

災害対策トレーラーハウスの強み

トレーラーハウスに利点は、仮設住居や店舗として早期に着手できる点が挙げられます。

事実、欧米では国内保有台数が数百万台と言われる程に普及しており、プレハブ仮設住宅とは異なり、早急に被災地に搬入することができます。

しかも、レイアウトを変更することも可能なので、災害対策本部事務所や診療室、炊き出しなどの食事提供車、寝台用など様々な用途が期待できます。

このような点から見ても、災害対策トレーラーの評価が高まっているのです。

生活インフラの整備も必要

しかし、いいことづくめではありません。

仮設住居してトレーラーハウスが運び込まれても、その日からすぐに住めるというものでもありません。

一般的な住宅と同じように上下水道や電気、ガスの整備が必要になるからです。

災害トレーラーハウスの代表的な事例

この災害対策トレーラーとして挙げられるのが、カーランドジャパンのトレーラーハウスです。

宮城県女川町の「ホテル エルファロ」で2012年12月27日にオープンし、その後2013年11月にトレーラー40台でフル稼働、64室145人の宿泊が可能で、レストランや会議室も完備しています。

2017年08月には、宿泊村エルファロとして、女川駅前に移転し、現在に至っています。

トレーラーハウスの課題

災害関連でトレーラーハウス活用が注目を浴びている背景には、この数年で発生した災害がありますが、米国では被災地へのトレーラーハウスの導入が当たり前となっています。

ハリケーンなどの自然災害だけでなく、テロなどあらゆる災害に対応する目的で、トレーラーハウスが活用されています。

日本でも過去に阪神淡路大震災で簡易診療所、集会所、仮設店舗どして、トレーラーハウスが活用された実績もあります。

直近では、2016年に発生した熊本地震においてトレーラーハウスが導入されていますし、東日本大震災でも、被災地域と被災者が多かったことから、消防団などの待機所や現地臨時食堂、診療所として活用され、前述のような エルファロような活用もあります。

しかし、大きな課題も残されています。

それは「トレーラーハウスが建築物としてみなされる」ということです。

日本には被災者関連法律がたくさんありますが、煩雑な手続きを考えると、被災者に優しい法律とは言えないのが実態です。

しかも、自治体も被災しているため、被災者支援まで手が回らなっていなかったという話もあります。

このようなことから、仮設住宅の代用として期待されているトレーラーハウスですが、過去にトレーラーハウス違法運搬、違法設置が多発しました。

トレーラーハウスは、法的には自動車であり、任意に移動できる状態で設置することや、期間限定的な利用、ライフライン着脱に工具が不要なことなどが、建築物に該当しない条件となっています。

しかし、被災地ではこれらの条件が満たされていなかった上に、事前に自治体側に相談もせずに設置したことから、「違反建築物」として指摘されたのです。

この時は、被災地復興特例扱いで、2年毎の更新の仮設建築物として何んとか認められた経緯がありました。

しかし、それでも、「トレーラーハウスは全て建築物」との認識が自治体側から通知され、災害対策トレーラーハウスに課題を残す形となっているのです。

まとめ

精神的・肉体的に負担が重たい避難所生活を少しでも、軽減するために、ゆっくりを安眠できるスペースをできるだけ早く確保したいものです。

衛生的で日常生活に近い環境でも、快適な生活を実現させるためにも、災害対策トレーラーの位置付けも官民一体となって、整えて整備していく必要があるのかもしれません。

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・展示車両やモーターショーで使用されるレベルの艶と光沢度の強いコーティングを実現。

・テフロン樹脂、ファインセラミック配合で、ボディの上に付着した水垢等を除去します。

自分の愛車ももしかすると、仮の住まいとして活用することがあるかもしれません。

そのような時に備えて、「G’Polymer Neo」でボディもキレイにしておきたいものです。

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