私たちの日常生活の移動手段として浸透しているタクシー。
見知らぬ土地で、急な大雨で、手荷物がいっぱいになって、いろいろな理由で乗ることが考えられます。
そんな便利なタクシーですが、海外ではどうなのでしょう?
日本のタクシーとの違いや注意点を説明します。
日本と海外のタクシーの違い:料金

やはり1番最初に気になるのが料金です。
日本と比較するとどうなのでしょうか?
実は海外のタクシーはどこの国のものであってもおおよそ日本よりは価格は低くなっています。
もちろん地域にもよってくるのですが、同じだけ料金を支払った時に移動できる距離を比較したとき、日本のタクシーの移動距離は下から数えた方がはるかに早いほどなのです。
「海外タクシーの料金は安いんだ!じゃあ安心だね!」
そう思うのはちょっと待ってください。
日本人が見落としがちな注意点を説明します。

チップ
日本ではあまりなじみのないチップシステム。
これは、規定料金以外にサービスを受けたお礼として従業員に渡すものです。
日本では規定料金の中にサービス料が含まれているのに対し、チップが必要な国では規定料金にサービスが含まれていないことが多いのです。
労働に対する対価としてチップ文化のある国ではその支払いを忘れないようにしましょう。
サービスの品質や内容にもよりますが、タクシードライバーへのチップは料金のおよそ15%程度で大丈夫。
渡す際は紙幣で渡すのがマナーなのでそれも忘れないようにしないといけません。
ぼったくりタクシー
実は日本のタクシーのサービスの品質って世界基準でも高水準です。
そんな日本では考えられないぼったくりタクシーですが、残念ながら海外ではそういったタクシーは少なくありません。
特にアメリカやフィリピン、韓国などは土地勘のない外国人が空港から出てくるのを悪徳タクシードライバーが待ち受けているケースも少なくありません。
わざと遠回りしてタクシー料金をかさましされることなどもありますので、タクシーに乗ったらそのまま寝てしまうことなどないように、グーグルマップなどで常にきちんとしたルートを通ってくれているか確認するとよいでしょう。
日本と海外のタクシーの違い:治安

日本ではあまり考えられないことですが、海外でタクシーを利用するときは少なからず自衛の意識が必要になります。
どのような危険があるのかを次に説明します。
盗難
最もよくあるのが、荷物を奪い去られる盗難です。
車内で気を抜かないのはもちろんのこと、トランクにスーツケースを乗せている場合などは絶対に運転手よりも先に車外に出ないようにすることが大切です。
性犯罪
海外ではこのような犯罪にも注意しなければなりません。
女性が深夜に一人でタクシーを利用するのは避けるようにしましょう。
安全に海外でタクシーを利用する方法はないのか
ここまでで、海外のタクシーに関するトラブルの話をしてきました。
海外のタクシーはそれは恐ろしいものであるかのように説明してきましたが、もちろんすべてのタクシーが危険という訳ではありません。
海外で安全にタクシーを利用するための方法も少なからず存在します。
例えば、人にタクシーを呼んでもらう方法。
ホテルのフロントや空港のスタッフなど、きちんとした従業員に頼んで呼んでもらったタクシーの信頼感は高いです。
呼んでもらったらチップを忘れずに。
また、街中で拾うよりもタクシー乗り場を探した方が無難でしょう。
タクシー乗り場で待っているタクシーは、少なくともそこでお客さんを待つことは許可された車両ですので、営業許可の下りていない違法タクシーを拾ってしまうことはなくなります。
今回は海外タクシーの特徴と危うさを重点的に説明しました。
きちんとタクシーさえ選んでしまえば、その運転手はとても朗らかでいい人が多いのも海外タクシーの特徴です。
「あの日出会ったタクシードライバーは陽気で素敵な人だったな」
あなたの旅を思い出すたびにこう思うことが出来るよう、自衛の意識はしっかり高めておく必要があるということです。

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海外旅行では気を付けよう!