マイカーを持っている人の中には、15年以上もマイカーを大事にメンテナンスして、乗り続けている人も少なくありません。
そこでふと疑問に思うことは、すでに生産中止になった車の部品かどれくらいの期間生産されるのかということです。
そこでここでは、この点にフォーカスしていくことにします。
自動車メーカーのパーツ供給の義務
どんな自動車でも、生産終了したり、モデルチェンジした後も、故障した際の修理用を目的別としたパーツ=部品は、その後も必要となる重要なものです。
そのために、自動車メーカーはユーザーに対して、自動車部品メーカーは自動車メーカーに対して、メンテナンス用部品として供給する義務があります。
パーツの供給年数は何年くらいになる?
では、自動車のパーツの供給年数は、どの程度の生産義務があるのでしょうか?
一般的には、自動車車輌本体の製造終了から10数年が補修部品の供給期間とされています。
部品メーカーは、15年としているケースが大半ですが、それは自動車メーカーと明確な契約が締結されていないことも多く、15年という期間を部品メーカー側が設定していても、20年以上供給が可能な生産の仕組みを維持しているケースもあります。
しかし、部品メーカーからすると、自ら規定していた15年で、パーツの金型を廃棄処分することはできないために、下請の位置付けにある部品メーカーの大きな課題となっていることも事実です。
金型は保管場所が大きなスペースを占有してしまうため、管理費用も馬鹿にできず、パーツの品種が多く、常に新しい部品も生み出されて来ることから、自ずから金型種類も多くなり悩ましいわけです。

パーツ保有に対する自動車メーカーの見解
パーツの生産・保有期間の目安を考えた場合、家電製品がよく引き合いに出されます。
最低保有部家部品の保有期間は、電製品の本体の製造打切後、冷蔵庫・エアコンは9年、テレビ8年、洗濯機6年等となっています。
また、業務用製品は7年~8年となっています。
では、車の場合、前述の通り、15年程度となっていますが、自動車業界では、最低部品保管期間を明確に取り決めがされてはおらず、個々のメーカーの独自判断に任されているのが実情です。
しかし、国で自動車の補修用性能パーツ保有期間のガイドラインが明確に規定されているわけでもありません。
一例を挙げると、ある自動車メーカーの場合、純正の補修パーツは車両本体が生産終了してから一定期間の経過を待ってから、出庫がほとんどない部品から段階的に製造廃止しています。
これがディーラーオプションのパーツになると、車体生産終了後、3年がパーツ生産終了の目安になっているのです。
再生パーツの動き
このような動きがある中で、製造廃止となった純正の補修パーツを改めて再生産する取り組みを始めている部品メーカーの動きもあります。
片や、パーツの リビルド、すなわち再生品・リユースパーツを自動車メーカーの再生品ブランドで販売する動きも見せています。
海外に見る部品の考え方
これが海外になると、生産終了した車は需要があれば、長期間部品を供給するケースが少なくなく、もし自動車メーカーが対応しないのであれば、部品メーカー直接生産を継続し供給する場合もあります。
日本ではこのような慣習がなかったために、非常に人気の高い名車があっても、これを修復させることは、非常に困難だったのです。
もし修復できたとしても、かなりの費用がかかっていました。
しかし、2015に”555ゴールドGOLD”というサービスが世の中に登場することになります。
大手自動車用部品卸会社のSPKと、ステアリングやサスペンションのパーツ製造で有名な三恵工業が共同設立した仕組み、1970年代の国産車を中心に、ステアリングや足回り関係のパーツを新たに供給することになったのです。
“555 GOLD”は、自動車メーカーが既に在庫を切らしてしまった補修パーツを国内で製作し販売まで行っています。
車の種類によっては、アーム類・スタビライザーリンク・ボールジョイント等まで用意するようになっています。
ここ動きは、対象となる車種を拡大していき、1960年代~1990年代まで枠を広げるようになっていくことになりました。
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いつまで販売されているのかある程度予測しておきましょう!