東海道５７次の３４番目には「吉田」と呼ばれる場所があることをご存知ですか？
この記事では、吉田とそのおすすめスポットについて紹介していきます。
「吉田」はどういうところ？
江戸時代に設定された東海道五十三次の江戸側から数えて34番目の宿場であり、現在の愛知県豊橋市中心部に相当します。
吉田城の城下町であり、「吉田通れば二階から招く、しかも鹿の子の振り袖が」などと詠われるような賑わいのある宿場でした。
戦災等で当時の面影はほとんど失われ、かつての宿場の東西それぞれに再現した惣門が復元されています。
おすすめスポット
吉田神社
1124年ごろに疫病が流行した際、疫病退散を祈願したのが創設の始まりとされて、特に手筒花火発祥の地として知られています。
手筒花火というのは、火花を噴き上げる三尺ほどの竹筒を脇に抱えて出す花火のことです。
吉田神社の例祭は通称「豊橋祇園祭」としてその名を知られ、毎年7月第3金曜日より3日間盛大に執り行われます。
初日の金曜日は、昼頃から各町による大筒・乱玉台の練込みがあり、手筒・大筒・乱玉・ようかん花火などが町毎に奉納されます。
豊橋祇園祭の打上花火は年々盛大となっておいるので、ぜひ祇園祭に訪れてみてください。
| 住所 | 〒440-0891 愛知県豊橋市関屋町二 |
丸よ
吉田宿の本陣跡にあるうなぎ屋で、店の前には「吉田宿本陣跡」という石碑が建てられています
豊橋は一色に次ぐ鰻の産地で、「丸よ」という言葉には「別嬪さん」という意味があります。
うなぎ屋なので値段は張りますが、ぜひ豊橋に来たからには、うなぎ好きな人は食べに行ってみてください。
| 住所 | 〒440-0893 愛知県豊橋市札木町50 |
豊橋公園
吉田宿本陣跡から約徒歩7分の位置にあります。
豊橋市美術博物館、豊橋球場、吉田城などがあり、豊橋まつりでは多くのイベントが開催され賑わいます。
吉田城は、戦国時代初期において三河支配の重要拠点のひとつとして、松平氏と今川氏の間で争奪戦が繰り広げられた城で、城全体の敷地は名古屋城よりも広くなっています。
また、吉田城は歌川広重による浮世絵木版画『東海道五十三次』にも描かれているのでぜひ注目してみてください。
春には桜が咲き誇り、とてもきれいなので春に訪れてみてはいかがでしょうか？
| 住所 | 豊橋市今橋町3 |
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まとめ
吉田では、戦災等で当時の面影はほとんど失われ、かつての宿場の東西それぞれに再現した惣門が復元されてたものやその他にもおすすめスポットがあるので、ぜひ注目してみてください。
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