最古の自動車メーカー「プジョー」 

   
 

プジョーは世界最古の自動車メーカーで現在は「グループPSA」として企業グループを形成しています。19世紀末から1980年代まで自転車も製造しており、自転車ロードレースとして有名なツール・ド・フランスにて通算10回も総合優勝しています。今回はそんな元祖自動車メーカーの歴史を見ていきたいと思います。

最も古い自動車メーカー

プジョーの創始者のアルマン・プジョーは、フランス東部で金属製造業を営んでエミール・プジョーとジャン・ペリエの息子として、1849年に産まれました。アルマンは1865年から父親の会社の経営に参加した後にプジョーを設立しました。自動車に興味を持ったアルマンは、ドイツの技術者であり自動車開発のパイオニアでもある「ゴットリープ・ダイムラー」と共に自動車製造業を開始することになります。そして、1889年に完成したプジョー初の自動車は蒸気エンジンを搭載した3輪の自動車で、製造台数は4台でした。翌年の1990年には蒸気エンジンをガソリンエンジンに変換し、製造台数を徐々に増やしていきました。

初のプジョー製と吸収

1895年にはプジョーとして初の自社オリジナルのエンジンを搭載したタイプ15を売り出すことに成功します。そして1974年には経営不振で苦しんでいたシトロエンを吸収合併し、株式会社「PSA・プジョーシトロエン」を設立、さらに1979年にはクライスラーUKを傘下に収めました。これによりフランス最大の自動車メーカーとなったプジョーは、車産業だけではなくスクーターなどの自動二輪車の生産もすることになります。

車名の命名には規則がある!?

1929年に登場した「201」をスタートに乗用車の名前は「~0~」のように、真ん中に0を入れ3桁の数字で命名することを伝統として続けています。2004年には「1007」のMPVやSUV系には4桁の数字を用いることを新たに規則として設けました。数字が使われない車種は2010年のRCZまでありませんでした。

2012年には小型セダンの発表に伴い命名規則を改めました。最初の数字は車体のサイズを表し、真ん中は「0」もしくは「00」とする2つのルールはそのままにし、最後の数字の持つ意味を変えました。ヨーロッパ向けの車種には「8」を、その他には「1」を使用するように変更しました。

路面に吸い付く感覚

プジョー車の最大の特徴は「接地感覚」だと言えるでしょう。独自のサスペンションとショックアブソーバーにより、しなやかに路面に吸い付くような足回りが人気を呼んでいます。余談ではあるが、日本の自動車評論家の三本和彦氏がシトロエン車の乗り心地を「猫をおい飛ばした様」と表現したことからフランス車の乗り味を「猫足」と表現されることが多くなりました。そして、プジョーのシンボルが「ライオン」であるためプジョー車の乗り心地を表現する際にも用いられます。

猫目が魅力

プジョーの魅力を語る上で外せないのが、猫の目のように吊り上がったヘッドライトです。これは多くのモデルに反映されています。このように近代的なデザインを取り入れつつ、伝統的なデザインも外さず上手に調和していることもプジョーが長年愛されてきた理由です。

人気車種

・208

2012年に登場し、そのコンパクトなボディからは想像できな大きな車内スペースを実現した車です。18回もマイナーチェンジを繰り返すもフルモデルチェンジをしないことから、その外観が人気だと推測できます。

・3008

2010年に販売を開始したこちらの車は、プジョー初のクロスオーバービーグルとしてプジョーファンは勿論各方面から注目を集めました。安全装備も充実させつつ高級感を演出したことで人気が高まりました。

・RCZ

プジョー初のコンパクトスポーツクーペとして2010年に登場しました。美しい流線型が特徴で、非常に高い走行性と操作性を誇ります。12回のマイナーチェンジしモデルを追加するなどして、2015年代まで愛された人気車種です。

まとめ

世界最古の自動車メーカーとして生き残ってきた理由は、伝統と近代の流行りの融合をうまく調和させたことだと思います。ぶれないブランドの魅力を守りつつ時代にあった車を作るプジョーの今後を楽しみにしましょう。

強力!ヘッドライトの黄ばみ落とし

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