福岡兼苅田町に拠点を置く日産自動車九州は、2021年の秋にも国内向けの多目的スポーツ自動車の次期SUV「エクストレイル」の生産を始めると発表しました。九州最多の生産量を誇るエクストレイルは海外向けの兄弟的ポジションの車種も含めると、月生産最大台数は2万台規模が見込まれています。
新型コロナウイルスの影響もあり、最初に計画していた生産開始よりも1年以上も遅れていますが、新車投入効果でコロナウイルスの影響で減った分を取り戻す予定です。
日産を背負う重要モデル
次期型エクストレイルは日産の未来を背負っている重要なモデルです。ノートとキックスの中間のポジションにいる新型エクストレイルは、4WDのオフロード色が強いSUVとなっています。
次期型アウトランダーと姉妹
傘下の位置にいる三菱自動車の次期型アウトランダーとは姉妹車となっている新型のエクストレイルは少しサイズアップしていますが、プラットフォームやパワーユニット、基本のコンポーネント、ボディパネルなど一部を共有しています。
姉妹車と言っても上級にシフトチェンジしており、その内装はシートや内張を上質仕立てにしています。しかしシートの配列は「2列シートの5人乗り」、「3列シートの7人乗り」の2のタイプを引き継いでいます。
コンパクトと効率化
新型エクストレイルのパワートレインは2Lと2.4Lの「ガソリンNAエンジン」、1.2Lの「e-POWER」と2.4Lエンジンを組み合わせたPHEVを搭載しています。この時2Lの1モータと2クラッチ方式のフルハイブリッドは「e-POWER」に置き換わります。
三菱自動車から供給となる2.4LエンジンとPHEVは、ガソリン車の方はCVTと4WD、2WDとの組合わせになりますが、PHEVは4WDの5人乗り2列シートのみとなっています。
また1.2Lの「e-POWER」はキックスで搭載されているのと基本的には同じですが、バッテリーとモーターの容量は引き上げられ性能を向上させてあります。
駆動方式では2WDと4WDをいずれも設定しており、PHEVは三菱からユニット供給されており、今までのアウトランダーに積んであるものと比べ効率化を図りつつ同時にコンパクト化も進められています。
まとめ

2021年は日産自動車にとって間違いなくターニングポイントになるでしょう。2020年の6月24日に新型コンパクトSUVの発売が開始し、続いて「キックス」が同年の11月24日に発表しました。さらに12月23日に販売がスタートした新型ノートを皮切りに、2021年に販売が予定されている新型車は、2月19日に新型ノートの4WD車やオーテックバージョンの追加設定や、3月の中旬にはノートベースの新型プレミアムハッチパック、そして6月には電気自動車の新型SUV「アリア」が控えており、そのあとには今回発表された「エクストレイル」のフルモデルチェンジが控えています。
軽自動車をベースにした新型電気自動車の発売やフルモデルチェンジなど、コロナウイルスの渦で思うように販売が行かなかったことへの鬱憤を晴らすように新車ラッシュうとなります。
2021年は日産からデビューする車の動向に目が離せません。
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