日産リーフが10周年 世界初本格EVデビューもテスラなどに押され伸び悩み

   
 

日本車の電気自動車(EV)と言えば、印象的なテレビCMの影響もあり、日産自動車のリーフ(LEAF)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。先日、2010年の12月に世界初の本格的EVとして発売されてから10周年を迎えました。しかしながらこれまで販売台数が伸び悩んできたようなのです。今回はその詳細について紹介します。

2016年までに150万台の販売目標を掲げるも・・・

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リーフは、いわゆるCセグメントクラスに含まれる5ドアハッチバックです。10年前の日本において、ハイブリッドカー(HV)の分野でトヨタとホンダの両メーカーに国内で大きく先行されていた日産は、まだ国内はおろか世界でも大手が市販車を販売していなかったEVの分野に目を付け、初代リーフを日本と北米で発売することに成功しました。

電気というキーワードを持ちつつ、車名は大気を浄化する植物の葉を意味するLeafを採用するなど、地球に優しいエコなイメージ戦略と合わせ、6年後には世界で累計150万台を販売する目標を掲げていました。しかし実際は10周年を迎えた現在でも約50万台に留まっています。なぜこれほどに開きが出てしまったのでしょうか。

2代目は2017年、ゴーンショックは2018年・・・

目標に大きく届かなかった翌2017年には、現行モデル「e+」が発売されました。大きくリチウムイオン電池の容量を増やし、航続距離も遠方まで走行できるように改良されましたが、そこからの約3年で大きく売り上げを伸ばしてはおらず、また、2018年にはカルロス・ゴーン元会長が逮捕されるなど企業イメージへの悪影響もありましたが、時系列からしても目標に100万台も届かなかった原因とは考えられません。

テスラは1年で約36万台を売り上げ・・・

現在、世界のEV市場をリードしているのはアメリカのテスラです。特に2016年から発売されている「モデル3」は日本でも発売開始された2019年だけで約30万台を販売し、テスラ全体では約36万台というところからも人気が分かります。テスラ以外の売り上げトップ4を占める中国企業でも同年2位の比亜迪(BYD)が約23万台と10万台以上の開きがあります。

一方、日産は約8万台で7位と、ドイツのBMWフォルクスワーゲンが5位、6位を占めています。性能的には各メーカーで大差がある分野ではなく、中国メーカーに関しては、人口の多い中国国内での販売がほとんどですので、テスラやBMWなどと比べ世界戦略が劣るところを改善する必要があるかも知れません。

E線上のアリア!?

EV市場で10年選手となった日産は2021年、新型EVとして「アリア」を発売予定です。ミドルサイズSUVながら空力特性にも優れ、車両重量の割に電力消費量を抑えられ、充電性能や居住性もアップしつつも値段はリーフとほとんど変わらないと言われており、世界的なSUV人気も続いていますので、一気にEV市場の主役に躍り出るかも知れません。

おわりに

今回はっきりとした売り上げ伸び悩みの原因については掴むことができませんでした。ただ日産は2016年に登場したハイブリッドシリーズ「e-power」のノート(NOTE)が好調であることから2023年にはe-powerとEVを合わせて100万台の売上目標を新たに設定しましたので、コロナ禍による半導体不足など新たな不安材料もありますが、期待してみるのも良いかも知れません。

空気の浄化と言えば・・・

葉のように大気を汚さないエコな部分がリーフに限らずEVの魅力の一つです。愛車の空気もきれいに保つために、CarZootの「車内 スチーム 臭い 匂い消し 強力 シート」を試されることをお勧めします。超音波を使ったミストの力でタバコ臭を始め様々な臭いを徹底分解する業界初の車内コーティングシステムです。スイッチを入れて置いておくだけなので手間も取らせません。

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