皆さんは、私有地や店舗の駐車場に、車両を放置されて困ったことはありませんか?
この記事では、そういったときに役立つ「放置車両処分サービス」の内容と費用について紹介していきます。
放置車両処分サービスとは?

私有地における放置自動車を撤去・処分するサービスです。
駐車場や管理地などの私有地での放置車両については、盗難車でもない限り警察は“民事不介入”として取り扱ってくれません。
ご自身で解決まで取り組むこともできますが、このサービスを利用することで、安心して合法的な手段で解決までの作業を進めることができます。
放置車両の注意点
私有地だからと言っても、勝手に放置車両を撤去したら、車の所有者から損害賠償を請求されることもあるので、注意が必要です。
サービスを展開している会社

全国放置車両サービス
全国放置車両サービスは、古物商・引取業の許可を有しているので安心して撤去を任せることができます。
次のような流れで放置車両を撤去します。
➀放置されている車両についての情報(車種/放置状況/放置期間等)を伝え、「ご依頼受付シート」を提出する。
②「ご依頼受付シート」をもとにお見積書を提示され、それに了承して「業務委託契約書」を締結し、撤去までのスケジュールを作成します。
③これまでの資料をもとに、所有者を割出します。
④現地にて車両を撤去し、処分し、撤去した車両を「自動車リサイクルシステム」に登録します。
⑤撤去完了後、請求書が提示されます。
費用は以下のようになります。
レッカー車による撤去・引取費 | 無料 |
引取に関する諸作業費 | 内容により 異なります |
車両処分費 | 無料 |
現在登録事項等証明書 | 各1通につき 3,000円(税別) 軽自動車は4,000円 |
法人登記簿謄本/不動産登記簿謄本 | 各1通につき 1,000円(税別 |
内容証明作成費 | 4,000円~ (税別 |
コンサルティング費 | 2,000円~ (税別) |
リサイクル料金未預託分 | 実費 |
TEL | 0120-489-095 |
セイブ環境株式会社
放置車両解決サービスは、年間2,000台以上も解決に導き、日本で一番放置車両を解決している実績があります。
放置車両の解体などではなく、所有者自ら車両を移動し処分・撤去することを最大の目的としており、設立から10年間クレーム発生率0%を誇っています。
次の流れで撤去は行われます。
➀放置状態の確認と現状の把握をする初動調査を行います。
②車両名義人の特定及び、車両の年式や車検有無等の確認します。
③直接訪問をし、住⺠票等から居住地の追求し、反復訪問を実施、勤務先の確認や、親族への接触、前住所地への訪問等もします。
④対象者への撤去要請、返却または処分意思の確認と諸書類の取得を行います。
⑤撤去時には、内残置物の確認と記録としての写真撮影や有価物や個人情報を含む書類の確認をします。
⑥残置物を車両名義人への返却または、記録の上保管します。
⑦後々の紛議に備える為、調査の経過を報告書として作成し提出します。
⑧車両処理後に発生する車両関係者からのクレームに対応します。
費用は次のようになります。
スタンダードプラン | バスターズプラン | トータルサポートプラン | |
料金 | 80000円 | 120000円 | 150000円 |
放置車両の状態確認 | 〇 | 〇 | 〇 |
車両名義人の特定 | 〇 | 〇 | 〇 |
名義人への調査・接触 | 〇 | 〇 | 〇 |
内容証明の発送 | 〇 | 〇 | 〇 |
車両撤去または返却 | 〇 | 〇 | 〇 |
車内残置物の保管 | 〇 | 〇 | |
車両処分後のクレーム | 〇 | 〇 | |
訴訟発生時の対応及び費用負担 | 〇 |
まとめ
いかがでしたか?
もし、私有地や店舗の駐車場に、車両を放置されて困ったときは、ぜひ放置車両処分サービスを利用してみてください。
法的な観点からもサポートしてもらうことができるので、安心です。
サービスの仕方も会社によって異なるので、自分のニーズにあったものを選んで、活用していってください。