ドライバーが給油のタイミングを見ているスピードメーター。ガソリンの残量が表示されどの車にも燃料計が装備されています。乗用車であれば40リットル程、軽自動車は30リットル程、大型車は60リットル程の燃料タンクが搭載されており、車種によって大きさは様々あります。運転スタイルや気象条件などで大きく影響する燃費、満タン方法以外の燃料の計測法をご紹介します。
デジタル式で液晶に表情される燃料計
燃料タンクの中に入っている浮子(ふし・フロート)と呼ばれるものが、ガソリンの量によって高さを変え燃料の量を計っている車。燃料を入れるとぷかぷかと浮く浮子はガソリンを入れれば入れるほど浮き、燃料計が上がっていきます。水に浮いている浮きを想像してみるとタンク内に浮いている浮子を理解しやすのではないでしょうか。
ミリリットルでは計測出来ないガソリン。セルフスタンドでもガソリンスタンドのスタッフに頼む時もリットル単位で給油します。走行するキロ数と道がいつも同じであれば、出発時にオドメーターをリセットしておくとガソリンが何リットル使ったかおおよその数字が分かるでしょう。
機械式燃料計と電気式燃料計の二つがある浮子を使った燃料計。機械式は浮子の上下に動く量を機械的に計測しており、電気式は浮子の抵抗値で計測しています。車体の揺れ具合で浮子自体が激しく揺れ、燃料計が大きく変化してしまうことから近年では電気式燃料計が主流となっています。
車を走らせると減っていくガソリンや軽油などの燃料。軽自動車の燃料タンクは普通乗用車に比べると小さく、燃料が減り始めると燃料計の指針が下がるスピードが速くなる傾向があります。常に燃料を満タンにしておくのは燃費に不利な面があり、燃料が少なすぎても急カーブなどで燃料をパイプで上手く吸い上げる事が出来なくなってしまいます。どの車でも誤差のある1メモリの燃料、高い所にある給油口はパイプで燃料タンクと繋がれていて計測出来ない数リットルの燃料も存在します。
https://www.goo-net.com/magazine/7661.html(車の燃料計の仕組みと見方について)

燃料の残量が目安となる警告灯
警告灯が点滅するタイミングは各車種の取り扱い説明書に記載されており、おおむね総容量の15%以下になると点灯するのが目安になっています。正式名を燃料残量警告灯と言い、最初は点いたり消えたりして燃料が少ないと知らせてくれます。車種によっては1度警告灯が点くとそれをキープする車もあり、加減速などでタンク内の浮子が動くと点滅する場合があります。
警告灯が点滅したからといって直ぐに車が止まる事はありません。燃費のいい車は残っている燃料が少なく、燃費の悪い車は残っている燃料が多く、警告灯が点きっぱなしになる前に慌てずガソリンを補給しましょう。ガソリンなどの燃料の残量で走行可能な距離(航続可能距離)の目安を表示してくれる車種は、警告灯が点滅してもその後どの位走れるか把握する事が出来ます。
警告灯が点き始めた状態で車を走らせなくてはならない時の注意として、走行中にATのポジションをニュートラルにしない、エアコンをオフにする(エアコンはエンジンの力を使っている)、下り坂でエンジンを止める行為など燃料を節約しながら燃料を補給出来るいちばん近い場所を探しましょう。ナビやオーディオの電気系統は燃料が少なくなっても大きな影響がなく、見知らぬ土地でガソリンスタンドを探す時は車を一旦停止させエンジンを切ると良いでしょう。高速道路でのガス欠は道路交通違反となるので注意しましょう。
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今まで気にも留めなかった燃料の計り方。気付くと燃料が減っていて、慌ててガソリンスタンドを探す事もあるのではないでしょうか?1リットルから補給可能なガソリン、給油するタイミングは人それぞれですが、余裕を持って燃料補給をする事をおすすめします。車を長く乗らないでいると揮発してしまうガソリン。燃料を少なくしておくなど対策をしてみてはいかがでしょうか?
