日本国内には多くの宅配業者があります。個人でも法人でも宅配便が無ければ生活が成り立たないほどに、現代社会では宅配便の存在は大きなものです。そこで今回は、もし個人で荷物を送るのであれば、どの業者に依頼するのがお買い得なのか?について詳しく解説していきます。
宅配便の需要は増えている

DX化が進んでいく中で10年前20年前よりも明らかに宅配便の需要は高まっています。2019年のネット通販の利用額は約19兆円とも言われていて、ネット通販を利用すると100%宅配便を使わなければいけません。また、個人間で商品を売買する「メルカリ」などのサービスを活用する時にも、個人での宅配便利用は起こります。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、実家に帰ることができにくくなった家庭でも、宅配便での荷物のやりとりは頻発しているかもしれません。今後もこの市場はどんどん拡大していくでしょう。
宅配便を使う流れは?

宅配便を使う流れは、「自分で自宅で梱包」→「宅配便の営業所に持ち込む」→「送り主が料金の支払い」→「出荷」の流れが最もスタンダードでしょう。また、荷受け主に料金を支払ってもらう「着払い」、商品代金と一緒に運送会社に支払いを済ませる「代引き」などの利用方法もあります。
クロネコヤマトなどでは、自社の会員に登録しておくと、webサイトからボタン一つで発送の申し込みが出来、自宅まで荷物を取りに来てくれるサービスも導入しています。もちろん、事前に住所を入力しておくことで、送り伝票まで印刷してきてくれる優れものです。
おすすめの宅配便をご紹介

このように、日々進化し続ける宅配便ですが、結局のところどの宅配業者を利用すればお得に荷物を送れるのでしょうか?荷物の大きさなどでいくつか簡単にまとめてみました。
①手紙やメール便
まずは手紙やメール便ですが、手紙に関しては「日本郵便」でしか送れません。もちろん、料金も定形郵便であれば、全国一律○○円なので、リーズナブルに送れるでしょう。
手紙や信書はメール便では送れない規定になっているのです。メール便に関しても、日本郵便が全国一律で180円とお買い得です。
もっと正確に送りたいのであれば、クロネコヤマトの「ネコポス便」を使いましょう。ネコポス便であれば、全国一律「最大385円」とお買い得で、尚且つ荷物の追跡サービスにまで対応しているのです。
②2kg以下の小さな荷物
2kg以下の荷物であれば、佐川急便へ持ち込むのが最も安いでしょう。1,000km程度の移動でも990円と破格です。とはいえ、自分で営業所まで持ち込む必要と、専用の袋が欲しければ有料で購入しなければいけません。
その点、クロネコヤマトであれば、会員登録を済ませるだけで、自宅まで荷物を取りに来てくれます。1,200円程度の料金はかかりますが、家で寝ていても荷物を送れるのは画期的です。
③20kg程度の重たい荷物
最後に、重さが20kg程度ある荷物ですが、ここまでくるとどの運送会社でもそこまで料金に大差はありません。2,200円から3,000円程度の料金をイメージしておきましょう。もちろん送る物の内容物やサイズ、運送先の場所で料金は大きく異なります。
まとめ
というわけで、今回は日本に沢山ある宅配業者の中でおすすめの業者はどこなのか?荷物によって利用業者は分けるべきなのか?などについて詳しく解説してきました。
どの業者もいいところと悪いところがありますが、料金だけを見るとそこまで大きな開きはなさそうです。法人のように多くの荷物を送られるのであれば、契約条件で料金は大きく変動するため、継続して荷物を出される場合は、1社に絞って契約をされるのがおすすめです。