カップルをはじめ、ご家族やお友達同士、もちろんおひとりでもドライブがてらに楽しむ地元の伝統工芸にご興味はありませんか?
コロナ禍においては、昨年のGOTOキャンペーンからのコロナ感染者増加によって、なかなか遠出が難しいとの認識が定着してしまった感があります。
そこで見直されているのが、地元や県内の観光施設や体験施設です。
またクルマで移動するようにすることで、大勢の人同士での感染リスクを比較的減少させることにもつながりそうです。
学生さんのお休みや、ゴールデンウィークも間近になってきましたし、地元や県内の伝統工芸を体験するというのも計画に組み込んでみませんか?
奈良の伝統工芸3選

奈良には伝統的に受け継がれてきた工芸品が数多くあります。
今回はそのうちの3つをご紹介していきたいと思います。
奈良墨
その昔、都が京に移った後も多くの寺院があるならでは写経や学問に必要な筆や炭の工房は奈良に残りました。現在でも日本で95%の墨は奈良で作られています。
そんな奈良墨つくりを体験できるのはこちら↓
錦光園
奈良墨を手で握り形を作る【握り墨】体験ができるの錦光園。
柔らかな炭を握ることで、自分の手の形や指紋がついた世界に一つだけの自分だけの墨を手に入れることができます。
出来上がった炭は桐の箱に入れて持ち帰り、3か月は涼しいところに切りの箱に入れたまま乾燥させレばあなただけの墨の完成です。
料金 | 所要時間 | ||
握り墨 | 1,500円 | 40~60分 | 自分だけの墨つくり体験 |
金箔張り | 500円 | 握り墨に金箔を施します。 | |
お習字 | 500円 | 奈良墨を使ってのお習字 |
錦光園 ←HPはこちらから
〒630-8244
奈良市三条町547
0742-22-3319
近隣の駐車場をご利用ください。
要予約 ←体験申し込みフォームはこちらから
電話かHPのフォームからお申し込みください。
奈良筆
およそ1200年前、空海が唐から持ち帰った筆作りが奈良筆の起源といわれています。
先ほど出てきた奈良墨とともに奈良では習字にまつわる工芸が盛んだということでしょう。
そんな奈良筆作りを体験することができるのが↓
奈良筆 田中
奈良筆 田中では穂首仕上げができるAコースか、筆軸くり込み行程から穂首仕上げまでができるBコースの二つの中からどちらかを体験することができます。
穂首仕上げはというのは、筆の穂首(先)にふのり(接着剤)を染み込ませて 大小の金櫛と麻糸を使い穂首を円錐状に仕上げる筆の最終工程になります。
穂軸くり込みは、穂首が軸に入るように小刀で筆軸の口を削り、大証のキング師で穂首を筆軸に接着することを言います。
どちらも普段は経験することができない貴重な体験だといえるでしょう。
料金 | 所要時間 | |
A 穂首仕上げ | 1,600円 | 30分 |
B 筆軸くり込み工程ー穂首仕上げ | 2,200円 | 60分 |
奈良筆 田中 ←HPはこちらから
〒630-8382
奈良市公納堂町6
電話 090-8483-4018
体験申し込みは上記電話番号までお問い合わせください。
奈良町は道幅が狭く、車が通り抜け出来ない道路も多くあるため、【ならまちセンター】を目標にお越し頂き、最寄のコインパーキング等をご利用下さい。
羊毛グッズつくり体験
次は少しお気楽な体験をご紹介しましょう。
羊毛館
めえめえ牧場にいる羊たちの毛で作られたフェルトで小物つくりをすることができます。
料金 | |
ストラップ | 300円 |
ブローチ | 300円 |
ひつじのマスコット | 400円 |
ひつじの貼り絵 | 500円 |
フエルトマットの絵付け | 500円 |
フエルトボール絵付け | 500円 |
羊毛館 ←HPはこちらから
奈良県山辺郡山添村北野2921
電話 0743-86-0430
要予約 ご予約は上記電話番号までお願いします。
駐車場 300円
地元奈良で伝統工芸体験!
長く受け継がれた技術に触れることは、先の未来へと魅力を伝えていくことにつながっていくのではないでしょうか?
今の時期だからこそ改めて地元の魅力を知る良い機会かもしれません。
ぜひ一度地元の伝統工芸体験をしてみてはいかがですか?