皆さんは奈良県に行った事はありますか?
奈良県は観光スポットがたくさんあったり、シカがたくさんいる県というイメージの人が多いのではないでしょうか。
今回はそんな奈良県の1月の車関係の事故や事故についてご紹介させていただきます。
地元の方々も含め、奈良県に車で観光に行く方々に参考になればいいなと思います。
事故の発生件数と特徴

県によって町の特色が違うため、発生件数や事故、事件の特徴にはとても差があります。
人口は決して多くはありませんが、観光スポットが多く人が集まりやすい奈良県は発生件数や特徴はどうなっているのかを見ていきます。
・事故の発生件数
まずは発生件数についてですが、以下の表をご覧ください。
年 | 発生件数 | 死亡者数 |
2019 | 3300件 | 34人 |
2020 | 2800件 | 25人 |
一昨年に比べて去年は500件も減っています。奈良県に限らず全国的にみても事故の発生件数は減少していて、減少の主な要因としてはシートベルトの着用者率が増加している事だそうです。
・事故の特徴
奈良県での事故の特徴は大きく分けて2つあります。
1つ目は出会い頭での事故。
これは全体の27%を占めています。
2つ目は追突事故。
こちらの方は全体の30%を占めています。
1月に起きた事故の紹介

次に1月の事故をいくつかご紹介いたします。
1月は大きな事件は2つほどありました。
これからご紹介する事故を参考にして、運転者の皆さん方には今後の運転を安全運転に心がけてもらえると幸いです。
・事故①:詳細
奈良県大和郡山市池沢町の西名阪自動車道上り線(高速道路)で78歳男性が運転する乗用車が逆走し、35歳男性が乗る軽自動車と衝突する事故がありました。
これにより、35歳男性が腰などを強く打ち、病院に搬送されるも死亡し、78歳男性は頭を打つ軽いケガをし手当をしましたが、命に別状はありませんでした。
現場は片側2車線の直線道路で、逆走した乗用車が追い越し車線にて軽自動車と衝突したようです。
・事件①:解説と対策
この事件のポイントとしては、高速道路で逆走をしてしまったというところです。
近年、高速道路での逆走は社会問題になっています。
高速道路で逆走する原因として、本線への合流時に出口から入ってしまう、高速道路内での休憩場所(パーキングエリア等)にて休憩後に再度来た道を戻ってしまうなど様々な原因が挙げられます。
逆走をしないためにも、特に高速道路の出入り口付近の標識はよく確認しておきましょう。
もし、高速道路で逆走をしてしまうと今回の事故のようにほとんどが重大な事故につながってしまいます。
NEXCO東日本のホームページでは高速道路の逆走についての注意喚起や対策が非常に詳しくまとめられているので高速道路を使用する前にそちらを確認しておく事をお勧めします。。
・事故②:詳細
京奈和自動車かもきみトンネル内でトラックが対向車と衝突し、これとは別に反対車線で車3台が接触し、計5台が絡む事故がありました。
これにより、20代~70代の男女6人が負傷しました。
・事故②:解説と対策
今回の事故はトンネル内で衝突事故です。
トンネル内では視界の悪化や圧迫感など様々な問題が出てきます。
また、交通事故を起こしてしまうと今回のように多重事故につながってしまうケースが多いため、より慎重に運転する必要があります。
トンネル内では車線変更や車間距離などに特に注意し、安全運転を心がけましょう。
また、万が一事故が起こってしまったときは多重事故を防ぐためにも、車は安全な場所に停め、停止表示器材等で自車の存在を後続車に知らせましょう。
まとめ
今回は奈良県で起きた1月の事故、事件について紹介させて頂きました。
運転者の方々は一人一人が加害者になってしまう可能性を改めて認識し、事故を起こさないためにはどうすればよいか考えてることも安全運転をするためには必要です。
また、運転する道路のルールや特質をしっかりと理解し、よりより運転を心がけていきましょう。