大阪整商とロシェルが、府内事業者向けスキャンツール販売で連携しOBD車検にむけた対応を目指す

   
 

大阪整商とロシェル社がスキャンツールの販売で連携することが、ニュースで取り上げられました。

この内容はこれからのOBD車検と大きな関係があり、業界にとっても、大変興味深い動きです。

そこで、今回は、この動きに注目していきます。

大阪整商とロシェル社の連携

ニュースで、山本昇氏が理事長を務める「大阪府自動車整備商工組合」とスキャンツール(外部故障診断機)などの販売を手掛けるロシェル社が、大阪府内の整備業界のスキャンツールの普及促進に向けて連携したことが取り上げられました。

具体的な活動は、大阪整商がロシェル社からスキャンツールを購入して、それらを府内の整備事業者に対して提供していくものです。

発売は、すでに3月下旬から販売されており、スキャンツールの製品群を豊富に揃えていくことで、整備事業者に特定整備制度やOBDに確実の対応してもらうことが狙いとなっているのです。

OBDとは何?

ここで出てくる「OBD」とは、どのようなものでしょうか?

「On-Board Diagnostics」の略語で、国土交通省が「車載式故障診断装置」と言っているものです。

OBDのコネクターに外部診断機であるスキャンツールを接続すれことで「ECU(Electronic Control Unit)=「電子制御装置」が、パワートレインやシャシー、安全装備などのリアルタイムの状態を検知します。

これに加えて、「DTC(Diagnostic Trouble Code)」と呼ばれる「故障コード」として記録された不具合の有無を読み取り、点検整備に役立てることができるのです。

不具合有無や予兆を点検して整備

近年では、エンジンの燃料噴射やAT変速、電動パワーステアリング、ABS・ESC制御だけでなく、ハイブリッドシステムや電動パーキングブレーキ、ADASまで、OBDを利用しなければ不具合の有無や予兆を点検して整備することができないのが、実情でした。

これらは電子制御部品のためで、その数は毎年増加傾向にあります。

しかし、不具合が発生してDTCが記録することができ、メーター上に警告灯が点灯したとしても、現行の継続検査である車検制度は、電子制御システムの機能確認に対応していないのです。

目視や専用テスターでの検査に合格すれば、法的には一般道を走行可能なわけです。

しかし、実際には発見できない不具合によって車を制御することができなくなり、重大な事故を引き起こす可能性を持っています。

特にADAS(Advanced Driver-Assistance Systems;先進運転支援システム)は、そのリスクが高く、10年前から急速に普及いったのですが、ADAS用のセンサーが不具合を起こして事故につながっていった事例もあります。

このような状況に対応するために、制度化されたのが、特定整備制度である車検時にスキャンツールを活用したOBD検査なのです。

ロシェル社

今回、大阪整商と提携したロシェル社は、中国の深圳に本社を置くグローバル的な自動車整備機械メーカー。1992年に設立されてから自動車の外部故障診断機の技術力や高い開発力でグローバル市場で高いシェアを誇っています。

2002年に香港証券取引所のグロース・エンタープライズ・マーケット、2011年にメインボードにそれぞれ上場し、技術革新と研究開発を事業発展の重要項目として、スキャンツーの分野では世界各国に研究開発拠点を置き、最新研究開発をベースに卓越した製品が提供されています。

本格化するスキャンツール

認証整備機器としてスキャンツールは必須化していると言っても過言でありません。このツールを有効活用することが、整備事業者の生き残りに大きく影響しているからです。

進車両技術がますます進化していき、2024年から始まる車載式故障診断装置(OBD)車検を睨んでスキャンツールメーカーの活動が本格化しています。

関連メーカーもOBD車検を視野に入れて、各機器を開発しており、遠隔診断が可能なスキャンツールも生み出されています。

このようなことから、整備事業者にとってはスキャンツールはOBD車検の必須機器となっているのです。

そのような意味では、大阪整商とロシェル社の提携は、大きな意味を持っているのです。

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